名古屋市南区|滑る濡れたセメント瓦 診断した結果 後編
名古屋市南区|滑る濡れたセメント瓦 診断した結果 後編
なんとかケラバを掴みながら上部までこれました。
ここから二階に上がれそうです。
足を上げて二階に行こうとした瞬間ーーー
ヌルット滑って、体が一瞬ひっくり返りました…
幸いとっさの判断でケラバを掴んで事無きを得ましたがもう一瞬判断が誤っていたら真っ逆さまに屋根を滑り落ちていたと思います。
九死に一生を得た気分です。
怖くて降りたくなりましたが、診断もしないで降りる訳にもいかないのでプロ根性で自分を奮い立たせて続けました。
雨樋は明後日の方向を向いています。
よく見たらここから雨が滝の様に流れているので屋根の表面もコケでぬるぬるなんですね。
二階の軒先のコケの量ですが、見て分かりますでしょうか?
ここに足をかけて登ろうとして、ひっくり返ったのです。
やはり、無謀な登り方はするものじゃない、と心に刻みました。
それから私は一切危険な登り方はしていないです。
降りる時も大変でした。
とにかく少しづつ滑るので降りる時は滑り台を降りる様です。
最後は固定した梯子に滑る体を受け止めさせる様にして両足を引っ掛けます。
今思えば、本当に無茶な診断をしたものです。
もうこんな怖い思いをして屋根に登る事はないでしょう。
こちらのお家は、屋根の葺き替え工事を依頼されましたが屋根の足場はかなりしっかり架けないと施工が難しいですね。
ま、瓦を取ってしまえば大丈夫ですが。
…というわけでここ最近で怖かった屋根のお話でした。
今は安全に留意して日々活動しておりますので、ご安心下さいませ。
ご覧頂きましてありがとうございました。
菖蒲田
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