愛知県みよし市|天窓(トップライト)が台風で飛んだ! 診断編①
第③話
前話の続き
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取り敢えず、他の箇所をしっかり診断していきます。
複雑な屋根なんで、板金廻りからちゃんと診断していきます。
見ての通り、棟板金が色んな方向から形成されてスレート瓦では珍しく板金が継ぎ手だらけの屋根です。
繋ぎで使用している材料は全てコーキングなので、劣化してきているので水が廻ってしまう状況になっています。
ただ、今回の台風ではトップライトこそは飛んだものの板金はどこも飛んでいませんので、塗装によって密着していたと言うのが窺えます。
谷板金の部分です。
錆びてはいませんが、横のスレートが弱っている様に見えます。
白っぽいコケかカビみたいなのが斜めの部分を覆っています。
降りの棟部分は、一枚ものを使用せずに差し棟板金を使っております。
この施工方法は、すぐ横のスレートが落下する事が往々にしてあります。
御多分に洩れず、上記の画像も落下してなくなっています。汗
差し棟自体も、それぞれが分離している様に見えます。
近々、こっちの補修も必要になってくるかも知れません。
谷板金の先の部分です。
こういう形状は本当に珍しいのです。
一番上部の棟板金のすぐ下のスレートは完全に割れています。
塗装した時から割れていたのか、塗装した後に割れてしまったのかは定かではありませんが、恐らく塗装の時にはひび割れぐらいはあったかと思われるぐらいに大きなヒビ割れですね…
側面の釘もかなり飛び出ており、打っても利かない状態です。
例えば飛んでしまったトップライトだけ直してもこういう箇所をしっかり直しとかないと、後々また費用が掛かる場合がありますので、診断後にはその辺りの事をしっかりとお客様にお伝えします。
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