愛知県常滑市の化粧スレート屋根の診断でコケが腐葉土になっていた
表面はさすがに年数によって経年劣化がみられます。
軒先には苔がたまり、ずっと連なっています。
苔の塊が平板のところにも溜まっています。
それにしてもすごいコケの量です。
スレート防水が完全に切れているので、こういう現象が起こります。
屋根の上で苔が充満しています。
なので踏みどころを間違えるとヌルっと滑りますので慎重に歩を進めます。
シダ植物っぽく見えるカビの一種でしょうか…
防水が切れているカラーベストでよくみられます種類の植物です。
軒先も板金が錆びてこのまま使い続けるのも難しいかも知れません。
雨戸はまだマシですね。
室外機からは錆が流れています。
もしこれがガルバリウム屋根材なら、貰い錆びで屋根も腐食するところなので不幸中の幸いと言えるかも知れません。被害は最小限にくい止(とど)めています。
こちらは雨樋と板金の補修だけの見積もりを依頼されました。
本当は全体的に直した方が良いのですが、入院中の年配者お１人住まいなので仕方ありません。
これからこの様な建物が少子化に伴い、時代と共にもっと増えていくんでしょうね…
寒空の下、寂れていく住宅地の屋根の上で一抹の切なさを肌で感じた診断でした。
今回もブログをご覧頂きましてありがとうございました。
ではまた。
菖蒲田
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