名古屋市南区にて屋根修理が必要かみてほしい。台風後に雨漏りが・・・
2019.10.20
名古屋市南区にお住まいのお客様から、台風の後の雨で雨漏りしたので見て欲しいという連絡がありました。早速室内の雨漏り個所の点検開始！！！ これまで雨漏りした事は無く、台風の時には大丈夫でしたが、その後の雨で漏ってしまったそうです。天井に雨漏りのシミが出来ています。 まずは、室内の状…
名古屋市緑区にて台風で屋根が飛んでしまい直してほしいとのことで築6年のお家に伺いました！
名古屋市緑区にお住いのお客様から「築6年ですが、台風で屋根が飛んでしまったので直してほしい」というお問い合わせがありました。
とあるメーカーの建売り団地で同じ屋根の家がたくさんありましたが、ほとんどの家が同じように屋根が飛んでしまっていました。
奥に見える黒い部分が台風で飛んでしまったところのようです。
連絡を受け、早速お伺いして屋根に上らせていただきました。
屋根の上に上がってまずびっくりしたのが、周りの30件ほどのお家が同じように台風の被害を受けて飛んでしまっている屋根ばかりでした。
お客様からお話を伺うと、同じメーカーの建売りだそうで皆同じ屋根材を使用しているとの事でした。
次に屋根全体の点検を含め、台風で飛んでいない部分も確認していきます。
この屋根材は、アスファルトシングルという屋根材になりますが、今ではあまり見かけない屋根材です。
数ある屋根材の中でもアスファルトシングルという屋根材は耐用年数がかなり短いものとして知られています。
このように、たった6年経過しただけでもアスファルトシングルの劣化症状である、ひび割れや剥がれが出ていました。
アスファルトシングルという屋根材は柔らかいシートに天然石を砕いた物を張りつけているもので、施工方法はカラーベストと同じように釘を打って固定します。そして重ねの部分に接着剤を塗り、固定しています。
スレートの場合は硬いのでめくれる事はありませんが、アスファルトシングル材は柔らかいため接着して固定していないとすぐに捲れてしまいます。
このアスファルトシングルに使われる接着剤自体もあまり長く持たないので、すでに剥がれてしまっている所がたくさんあります。
接着剤が劣化して剝がれてしまっている部分は風を受けると同じところが何度も折れ曲がるので、亀裂が入り切れてしまいます。
針金でも、同じところを何度も曲げていると切れてしまいますが、柔らかく、曲ってしまう性質を持っているアスファルトシングルも同じ事がおきています。
棟の板金部分はスレート屋根と同じ施工方法で木下地なども同じ納め方になっていますので、釘の浮きなどの症状も一緒です。
今回の台風では板金部分は飛んでいませんが、この棟板金は金属で軽い材料なので台風や強風、木下地の腐り具合で飛んでしまう事が多い箇所です。
棟板金が台風や強風で飛んで、人や周りの物を傷つけて大事になってしまう前に、釘や棟板金自体が浮いてしまっていたらすぐにご連絡ください。
この写真はアスファルトシングルの表面についている砂が剥離してしまい、雨どいの中に溜まっている所です。ほかっておくとつまりの原因にもなります。
このように5～6年でこんなに劣化してしまう屋根材ですので、徐々に使われなくなりました。
ご自身のお家の屋根がどんな屋根材が使われているかご存知ない方が多く、ほとんどだと思います。雨、風、熱と過酷な状況にさらされている部分なので耐久性、現在の屋根の状態などは知っておかれた方がいいと思います。
屋根に関するお悩み事は、街の屋根やさん名古屋南店までご連絡下さい！
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