雨漏りの修理・補修の費用相場!業者の選び方や台風対策は?【名古屋市の街の屋根やさん】
最近の雨の降り方は異常ともいえる量です。いったん降り始めると、避難勧告が出るほど降る地域もあります。台風についても同じです。そうなると建物のダメージがとても心配になるでしょう。いつ雨漏りになるのかわからない状態が増えているからこそ、いざという時に役立つ雨漏りの修理や補修についていろいろ考えていきます。
台風や暴風雨への雨漏り対策
毎年、日本では台風や暴風雨が来ることはわかっています。雨漏りがしないように事前にできる対策としては3つありますので、しっかり対策しましょう。
①建物の定期的メンテナンスをしておく
屋根や外壁、窓やサッシ、雨樋など、どの箇所も点検をしておくおおよその目安になる築年数があります。屋根や外壁は、築8~10年ほどの時期に点検を同時に行うことが多いものです。メンテナンスが一度で済むようにというコスパの理由もありますが、どこかにはダメージがあるため、重要な箇所を点検して修理や補修をしておいたほうが、安心して住むことができるというメリットが大きいからでしょう。屋根や外壁のメンテナンスには、雨樋、ベランダ、窓やサッシの点検もついでに行ってくれる場合も多く、一度の点検で建物の総点検やメンテナンスができれば、台風や暴風雨が来ても怖くはないでしょう。
②すぐできる、自分での雨漏り対策を知っておく
実際に雨漏りになってしまったら、一刻を争う事態です。とにかく、何らかの行動をしなければ雨水はどんどん侵入してしまうばかりですから、家にあるもの、常に備えておくものを知り、とっさに動けるようにしましょう。バケツやタオル、新聞紙、ブルーシート、防水テープは常備しておきたいものになります。
③家の内外の小点検をしておく
台風や暴風雨の影響で家の建材が雨漏りでダメージを受けないよう、前日や当日に自力で対策できることはやっておきたいものです。
1.雨戸を閉め、窓ガラスにテープを貼っておく。
2.カーテンやブラインドを閉めておく。
3.排水溝や側溝を掃除しておく。
緊急時の雨漏りや補修対策はあくまでも一時的
もし、雨漏りになってしまったらどうしたらいいのでしょうか。何もしないで見ているだけでは、みるみるうちに天井や窓、サッシなどから雨水が浸み込み、壁や床を劣化させてしまいます。せめて床や壁に雨水が浸み込まないように、天井からの雨漏りの場合は、下にブルーシートや新聞紙を敷いてバケツを置き、水跳ねを抑えるため、バケツの中に不用なタオルや新聞紙を用意してください。窓やサッシからの雨漏りの場合は、新聞紙やタオルを敷いて、防水テープで窓やサッシの隙間をふさぐようにしてください。
あくまでも業者が来てくれるまでの応急処置になります。屋根を見に行こうとして上ることは危険ですし、勝手に屋根、窓やサッシ、壁などの修理や補修を行うことは原因の特定を誤ることにつながりますので、絶対にやめましょう。自分でDIYをしようと考えないことです。
雨漏りの修理や補修は業者に依頼することが一番
自分で雨漏りの修理や補修ができるのではないかと思う理由は、「簡単そう」「費用がかかりそう」などと思うからではないでしょうか。まさに、DIYで済ませてしまおうと思うのは、典型でしょう。
では、なぜ、雨漏りの修理や補修を豪奢に依頼することをこれほどおすすめするのかというと、主な理由は3つあります。
①雨漏りの原因を探るのは素人では難しい
単純に屋根や天井から雨漏りがしたり、窓やサッシから雨漏りがしたりしたとしても、ダイレクトに原因がその場所とは限りません。もっと他の場所に原因があるかもしれないのです。原因を正しく把握し、その上で修理や補修を行わなければ、雨漏りを止めることはできなくなります。もっと恐ろしいのは、雨漏りが続くことで起きる建物全体への被害や人体への健康被害への二次被害が出てしまうことです。
②メンテナンス費用がかかるのは建物維持のために必要
少しでも何かの出費を抑えたい気持ちは誰しもありますが、建物についてのメンテナンス費用やリフォーム費用は、まったく不要だということは皆無になります。劣化ということがつきまとう以上、何とか劣化を阻止するような手段はとらなければ、最終的には住む家がなくなってしまう危険性すらあるのです。特に、戸建てを個人で所有することになったのなら、建物維持は自分のためでもあります。雨漏りという大敵に立ち向かうための修理や補修でミスをしないことが、結局はメンテナンスの王道だといえるでしょう。
③作業の危険を避ける
屋根に上ったり、雨樋やベランダのない窓に梯子や脚立で上ったりなど、高い場所での点検や作業には、落下や転落の危険が伴います。業者でさえ、このような高所での事故はないわけではありませんから、素人が勝手に点検や作業をすることは、命の危険性があるといっても過言ではないからです。気軽な思いですることかもしれませんが、重大な結果を招いては元も子もないでしょう。
雨漏りの修理や補修にかかる費用相場
雨漏りの発生箇所により費用はまちまちです。おおよその費用相場を列挙しますが、雨漏りの状態や建物の種類で費用は違いますので、業者の点検・診断や見積もりでよく検討していきましょう。
雨漏り箇所 |
修理・補修費用目安 |
屋根 |
約1~45万円 |
雨樋 |
約1~60万円 |
棟板金 |
約3~20万円 |
谷樋 |
約8~20万円 |
天井 |
約10~15万円 |
窓やサッシ |
約3~25万円 |
ベランダ |
約3~25万円 |
屋上 |
約20~100万円 |
外壁 |
約5~50万円 |
雨漏りの修理や補修を依頼する業者選び
業者で雨漏りの修理や補修を謳っていても、知識や技術が足りなかったりする業者も中には存在します。雨漏りの修理や補修には、いろいろな知識や経験がなければ対処できないこともあります。業者選びを誤ると、雨漏りが再発する、雨漏りが加速するトラブルも起きやすくなるでしょう。
では、信頼できる業者をどこで見分ければいいのでしょうか。目に見える形で見分けられるポイントをいくつかお伝えします。
①雨漏りに関する資格を持っている
雨漏り診断士、建築板金技能士、登録建築板金基幹技能士、屋根外装調査士などの資格があれば、原因究明と修理や補修の知識や技術が確かだと予想できるでしょう。
②万が一を考えてアフターフォローがある
保証期間が設けてあれば、万が一の時に無償で修理をしてくれることが可能です。最後まで責任を持つ姿勢があるかどうかが、信頼できる業者を見分けるポイントになります。
③業者のスタッフの顔がわかる
HPに社長やスタッフの情報が載っているかどうかは、信頼性を得るために工夫をしていると評価はできるでしょう。顔写真やプロフィールなどのひととなりがわかれば、業者として安心できる材料の一つになります。
④見積もり費用が妥当である
見積もりが一般的な費用相場と外れていなければ、価格的に安心できる業者だといえます。割引やキャンペーンを謳う業者は注意しましょう。
⑤問い合わせ時の対応がいい
どんな小さなことでもていねいに答えてくれる第一印象はとても大事です。マナーや言葉遣いも、いい業者かどうかを見分ける判断の基準になります。
⑥実績があり、地元で評判がいい
実績が豊富で地元の業者なら、信頼できる他にすぐ駆けつけてくれる大きなメリットがあります。