屋根といっても傾斜の有無でタイプが分かれ、傾斜のある屋根は切妻や寄棟など、傾斜のない屋根は屋上や陸屋根になります。どの屋根にも防水対策は必要ですが、傾斜のある屋根の防水といえば、内部の防水シートが該当します。傾斜のない屋根の防水といえば、いくつかの種類が該当します。
どちらも防水目的や対策ですが、リフォームで屋根の防水工事という時には、傾斜のない屋根の防水対策を指します。傾斜のある屋根の防水対策は、修理・修繕の扱いです。
今さらですが、屋根に防水工事でメンテナンスをしなければどうなってしまうのでしょう。改めて考えてみると、暮らしに悪い影響が出てしまうことばかりです。
1.劣化と共に、防水機能がなくなった部分からどんどん内部に雨水が侵入
2.排水が滞り、水が溜まる
3.建物の腐食が始まり、カビの繁殖で健康にも被害が及ぶ可能性
建物の寿命に関係するだけでなく、人の寿命にもかかわってくるかもしれないからこそ、屋根の防水工事は是が非でも必要になります。
一覧表で、屋根の防水工事の特徴を見ていきます。どの種類を選んだとしても、およそ10~15年に1回は防水工事を行いたいものです。過酷な自然環境にあるならば、もっと早めの対応を検討しましょう。
工法(種類) |
耐用年数 |
工期 |
メリット |
デメリット |
費用 |
ウレタン防水 |
約10年 |
5~7日 |
液体で、場所の形状を選ばない |
塗りむらが出やすい 衝撃に弱い |
2,500~7,000/㎡ |
FRP防水 |
約10年 |
2~4日 |
液体で、場所の形状を選ばない 高い防水性 |
割れやすい |
4,000~7,500/㎡ |
シート防水 |
約13年 |
2~4日 |
下地に亀裂を生まない |
単純な形状しか対応できない |
2,100~7,500/㎡ |
アスファルト防水 |
約15年 |
6~10日 |
厚い防水層で、かなり高い防水性 |
コストかかり、工期が長い |
5,000~8,000/㎡ |
屋根の防水工事のタイミングは、年数を目安にすることも一つですが、以下のような気になる症状があれば、いち早く専門業者に相談することをおすすめします。これ以上、状態が悪くなることは避けたいもの。早めの対応は、メンテナンス費用の節約にもつながります。
屋根の防水工事の必要性と重要性がわかったところで、実際に施工してくれる業者を選ぶ判断も大事になります。ここで失敗しないよう、しっかりとした技術を持った専門業者を選ぶ10ポイントを教えます。
1.相見積もりを嫌がらない
2.見積り内訳が詳細で適正価格
3.施工実績が豊富
4.下請けでなく、自社責任施工
5.対応がていねいで、質問を嫌がらない
6.防水施工技能士など、資格保有者が在籍し、現場に常駐
7.アフターサービスや賠償保険が明確
8.地域情報のある地域密着型
9.口コミ評判がいい
10.現場責任者が最後まで管理
チェックポイントが多いと感じるかもしれませんが、確認こそ、転ばぬ先の杖です。
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