高耐久性を持つ屋根瓦だからこそ、リフォームの費用は気になるもの。今、トラブルがあってもなくても、いずれはしなくてはならない補修のことを学んでみませんか。愛知県の業者が解説しながら、費用や価格をていねいにお教えします。
どんな屋根材でも劣化は避けられません。材質的に丈夫だといわれる瓦でも、リフォームで補修をしたり、修繕をしたりする時期が必ずやって来ます。
すでに瓦のズレやひび割れ、欠けなどがある、雨漏りがしてきたなど、何らかの症状が出ていれば、症状に応じた早い対処が必要になります。
もし、何も症状がないとしても、メンテナンスをしなければ、いつかは劣化の症状が出てしまいます。症状が出てから対処しようと思っていると、どこまで症状が進んでいるのかがわからず、費用もどのくらいかかるのかもわからないまま、すぐ対応しなければならなくなってしまいます。
時間の猶予があるうちに、屋根瓦の補修や修繕の方法、リフォームの費用や価格について知っておくことは大事です。
屋根瓦でも、少しの補修なら自分でできるのではないかと思っている方へのアドバイスになります。
数枚の瓦に小さなひび割れや欠けがあった場合、とりあえずということで、パテや防水テープで補修する方法や交換する方法があります。瓦のズレを直すことも数枚なら可能かもしれません。
ただ、補修できたとしても一部分に限定され、あくまでも応急処置です。おすすめはできません。素人とプロでは技術が違うことや、高所での作業には危険が伴うことが理由です。
プロが補修しても何十年後にはまたメンテナンスが必要になるため、DIYでそのままにしておくことは、損傷を広げてしまうリスクが限りなく大きくなります。
補修の各工事別の価格一例をお教えします。瓦にも粘土瓦、陶器瓦、いぶし瓦、素焼き瓦、セメント瓦、コンクリート瓦などの種類があり、どの瓦を補修するかで価格は違います。
費用全体としては、数十万~数百万円かかることもあり、リフォーム業者によっても価格帯は違ってくるため、必ず無料の見積もりを数社から出してもらい、相見積もりをしましょう。
瓦の状態 |
補修方法 |
価格(税込) |
瓦のズレ |
瓦の並び替え |
330~2,200円/枚~ |
瓦の割れ・欠け |
瓦の差し替え |
16,500円/㎡~ |
漆喰の欠け |
漆喰の詰め増し |
4,400円/㎡~ |
漆喰の剥がれ |
漆喰の詰め直し |
5,500円/㎡~ |
棟瓦のゆがみ |
棟の取り直し |
16,500円/㎡~ |
棟瓦の壊れ |
〃 |
〃 |
雨漏り・ルフィーングシートの劣化 |
瓦の葺き直し |
9,900円/㎡~ |
〃 |
瓦の葺き替え |
8,800〜15,150円/㎡ |
※他にも足場代660〜1,650円/㎡、瓦の撤去費用代1,650〜3,300円/㎡、人件費、諸経費などがかかります。
リフォーム業者に依頼すれば、プロである以上、ある程度の費用はかかってしまいます。それよりも、しっかり補修ができなかったり、そのまま放置したりして、雨漏りによる屋根の劣化が進み、躯体の腐食にまで影響が及ぶほうが怖くないでしょうか。
やがてカビやシロアリの発生まで進んでいき、もっと大がかりなリフォームが必要になってしまう場合もあるのです。
費用や価格を気にすることは大事ですが、あまりにコストカットを考えすぎると、取り替えしのつかない事態を招く可能性が出るため、とにかく症状が軽いうちに、きちんとプロの手で補修することをおすすめします。
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