コケ・藻・カビが発生する共通要因としてあるのは、“水分”になります。適度な温度や水分が常にある場所に発生します。コケ・藻・カビは同類でなく、コケは陸生物、藻は水生物の光合成を行う植物、カビは光合成を行わない菌類になり、“水分”や“日光”があれば、屋根や外壁をはじめとしてどこにでも発生する条件があるわけです。カビは風で運ばれて増え続ける要因も持っています。その他、水分や日光、風の影響を受けやすいことで考えられる、建物の周辺環境や要因は次のようになります。
いうまでもなく、水分の蒸発や強い日差しの影響は受けやすい環境にあります。逆に、日当たりや風通しが悪過ぎても同じです。
コケ・藻・カビをそのままにすると、屋根や外壁が水分で湿っている状態で、悪い状態が続いていることになります。よって、美観の問題だけでなく、劣化の問題のほうが一段と深刻になるわけです。
コケ・藻・カビが発生する共通要因が“水分”である以上、自然に逆らうわけにはいきませんが、それでも予防できそうな対策はしなければなりません。予防対策として絶対注意したいことは、作業として高所には上らないことで、転倒や落下の危険性は、思っているより高いのです。では、主な3大対策をお伝えします。
①洗浄する
自分で洗浄する場合はあくまでも手が届くような狭い範囲で、すぐ汚れが落ちる場合に限ります。中性洗剤を薄め、柔らかいスポンジで優しくなぞる程度です。その後、しっかり洗剤を落とすことが重要になります。
何回も洗浄を繰り返したり、強く擦ったりなどしていると、結局は塗膜を傷つけたり、外壁そのものが傷む可能性があります。流行りの家庭用高圧洗浄機やスチームクリーナーも、使い方が悪いと目地の劣化やひび割れを進めてしまいます。一時的に表面はきれいになっても、傷ついていることがありますので、たかが洗浄と思わず、専門業者に任せたほうが安心です。
②湿気の状態を改善する
ガーデニングをしていると、土や緑のある状態がいつもあり、風通しの邪魔になっている場合があります。善かれと思ってしていることが、悪い条件を作り出していることもあるのです。コケ・藻・カビが発生している付近の植木鉢の移動や木の選定などをしてみることも一つの改善策でしょう。
③定期的なメンテナンス時期に業者へ依頼する
たとえ自分で洗浄していたとしても、いつかは洗浄だけでは間に合わなくなります。専門業者がしっかり洗浄し、塗装をして防水性を高めておくと、費用はかかりますが、建物を定期的にメンテナンスができ、劣化予防になるという点では最善の策でしょう。
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