名古屋市の屋根リフォームの費用相場について
屋根修理にかかる費用相場をもしご存じないとしたら、損をしてしまうかもしれません。見積もりで出された金額が高いのか、安いのかの基準を持っていないからです。請求金額についても同じことがいえるでしょう。後々トラブルにならないためにも、屋根リフォームの費用相場は知っておくに越したことはありません。
これから、名古屋市の屋根リフォームの費用相場について解説します。
屋根のことで困ったら、どの業者?
屋根修理を行う業者といっても、いろいろあります。屋根板金業者、瓦葺き替え専門業者、屋根塗装業者、リフォーム業者、工務店、ハウスメーカーなど、各業者がメリットを競って宣伝をしていますが、屋根のことで困ったら、一体、どこへ依頼すればいいのでしょうか。
屋根の修理には、雨漏りや塗装、パーツの交換や屋根全体のリフォームなど、症状によって対処法は違うことは確かです。その都度、修理の違いで屋根板金業者だったり、屋根塗装業者だったりなど、専門色の強い業者に依頼することも悪くはありませんが、もし、他にも不具合が見つかった場合、いちいち何社もの業者を依頼するでしょうか。
今後、家のどこかの箇所の不具合が出た時にお世話になることを考えると、一般的には、家の状況をよく知ってくれている業者にお願いしたいものです。屋根の不具合が外壁やベランダに原因がある場合もありますし、給水・排水設備とかかわることもあるかもしれません。家全般の修理ができなければ、家の状況を把握することは不可能でしょう。
その都度の専門業者では、できること、できないことが分かれてしまい、依頼できないこともあります。結果として、おすすめするのは、何でも対処してくれるリフォーム会社です。
名古屋市の屋根リフォーム業者探し
今回、特に、名古屋市の屋根リフォーム業者探しの方法からお伝えします。今時は、サイト検索でいろいろな屋根リフォーム業者がいくつも見つかるでしょう。全国的に有名な大手メーカーから家族経営の小さな業者まで、数多く掲載されていますが、サイトを含め、情報の集め方や探し方をいくつか挙げていきます。
①ネットの一括見積もり(しつこい営業をしないサイト)
②知人・自治体からの紹介
③新築を請け負った時の業者
④HPを個別に検索
⑤チラシや広告
初めての屋根リフォームで、しかも個人で探そうとすると、かなりの労力が必要になります。一番手っ取り早いのは、①ですが、どの方法で探し出したとしても、必ず、相見積もりを取らなければなりません。
名古屋市の優良な屋根リフォーム業者の探し方
名古屋市の屋根リフォーム業者を探しただけでは、まだ屋根リフォームを依頼する入り口にもたどり着いていません。屋根リフォーム業者の中から、“優良”な屋根リフォーム業者を見つけることがポイントになります。優良な屋根リフォーム業者を見極めるためのピックアップ10項目は次の通りです。
①工事担当者が礼儀正しく、どんな疑問にも丁寧に対応
②実績や施工例が豊富
③屋根に関する資格や業者登録がしっかりしている
④点検・調査の説明が丁寧
⑤見積もり内容が詳細で説明がわかりやすい
⑥適正価格
⑦アフターサービスがある
⑧損害保証や瑕疵保険に加入
⑨地元での営業実績が長い
⑩相見積もりを嫌がらず、検討を急がせない
最低、これだけでもチェックしなければ、優良なリフォーム業者に出会うことはなかなか難しいかもしれません。それだけ、悪徳業者が横行しているということです。
今後のアフターサービスまでを考えると、地元ですぐ駆けつけてくれる屋根リフォーム業者をおすすめします。
名古屋市の屋根リフォームの費用相場
工事内容や費用相場は一例です。相見積もりは必ず取りましょう。費用相場を知っておくと、相見積もりで極端に高すぎる場合や安すぎる場合は、おかしいと気づくことが可能になります。
屋根リフォームの費用相場を知るだけで、屋根リフォーム業者を選別する助けにもなるでしょう。
工事の種類 |
内容 |
費用相場(税込) |
瓦屋根補修 |
歪み調整、交換など |
3.3万円~ |
瓦屋根葺き直し |
既存瓦の撤去、下地の補強・補修後に瓦を戻す |
1.045/㎡万円~ |
屋根葺き替え |
既存屋根材撤去・処理、下地補修、新屋根材取り付け |
98. 78万円~ |
屋根カバー工法 |
下地補修、新屋根材取り付け |
76.78万円~ |
棟板金交換 |
樹脂製貫板、棟板金、撤去・処分 |
13.2万円~ |
換気棟交換 |
既存換気棟撤去、新換気棟設置 |
2.75万円~ |
SUSビス増し打ち |
板金縫い付け |
0.15/㎡万円~ |
漆喰棟取り直し |
棟撤去、新漆喰塗り、残土・漆喰処分 |
20m 30.8万円~ |
漆喰詰め直し |
既存漆喰除去、下地補修、新漆喰詰め、残土・漆喰処分 |
20m 両面 13.2万円~ |
雨樋全交換 |
軒樋、集水桝、竪樋、既存雨樋撤去処分 |
20m半丸 18.48万円~ |
屋根塗装 |
高圧洗浄、下塗り、縁切り、タスペーサー、中塗り、上塗り |
38.28万円~ |
天窓交換 |
化粧スレート張り替え、新天窓設置 |
44万円~ |
天窓メンテナンス |
コーキング充填、水切り交換、清掃 |
5.5万円/1ヶ所~ |
名古屋市の屋根リフォームで火災保険が適応される場合
工事内容によっては費用が気になる屋根リフォームですが、場合によっては火災保険が使えることもあります。台風や強風、雪などで屋根が破損し、被害が出てしまった場合です。経年劣化ではなく、あくまでも地震を除く自然災害の原因によるものになります。
条件としては次の3点に要約されます。
1.火災保険の規約に風災補償がある
2.工事費用が総額20万円以上
3.被害から3年以内に申請
屋根リフォーム業者の点検・調査の時点で、火災保険の申請が可能かどうかがわかるでしょう。申請手続きはご自身でしなければなりませんが、添付する写真などはリフォーム業者にサポートしてもらう必要があります。実績の多い屋根リフォーム業者なら、申請の方法も教えてくれるでしょう。
名古屋市の屋根リフォームでリフォームローンを検討
急な屋根リフォームになってしまったり、思ったより費用がかかる屋根リフォームになってしまったりした場合、避けて通れないことだからこそ、費用の工面が必要になります。
これまで屋根リフォームで費用を準備してこなかったのなら、リフォームローンを検討してみてはいかがでしょうか。住宅ローンよりは金利が高めですが、それでも消費者ローンではないため、かなり優遇されています。お付き合いのある金融機関に相談してみることをおすすめします。
名古屋市の屋根リフォーム業者で利用できる市の制度
名古屋市から出る、屋根の補助金制度はありませんが、屋根リフォームに関係しそうなものとして、「建物の耐震対策」住まいの長寿命化・環境配慮への取組み」としての補助制度はあります。屋根リフォームで、屋根を新しくする場合、条件に合えば申請が可能になることもあるでしょう。
「建物の耐震対策」の補助制度は、昭和56年5月31日以前に建てられた木造住宅に無料耐震診断を行い、耐震化を促す制度です。屋根の軽量化を図る場合に検討できるでしょう。
「住まいの長寿命化・環境配慮への取組み」の補助制度は、優良なリフォームを支援する「長期優良住宅化リフォーム推進事業」や「住宅の低炭素化に向けた補助」などになります。
雨漏りも「災害見舞金」などの補助制度があるかもしれませんので、名古屋市役所に問い合わせてみましょう。