屋根瓦に修理が必要になる時は、点検時にたまたま見つかったことによるもの、経年劣化で目視によってズレや割れが発生したことよるもの、雨漏りが発生したことによるものなどがあります。屋根瓦の修理をする方法には、どんなものがあるでしょうか。点検から修理方法まで、愛知県の業者が解説していきます。
耐久性に優れている屋根瓦。それでもいずれは劣化する時がやってきます。慌てて業者に依頼すると、もしかすると悪い業者に騙されてしまう可能性や、自力でカバーしようとして失敗する可能性も否定はできません。
屋根瓦の修理について、いざという時に困らないためにも、事前に少しだけ知識をつけておくことをおすすめします。
長ければ、約50~60年ももつといわれる屋根瓦。メンテナンスが不要といわれることがありますが、そうではなく、「何の不具合がない場合でも、しばらくは様子見」という程度でとらえておくほうが賢明です。通常の屋根材と同じように10~20年の間に一度、何の不具合がないとしても点検をしておくといいでしょう。実際、最近では特に台風や暴風雨後、地震後の点検は大事で、屋根瓦の耐久性を以ってしても安心とはいえない状況にさらされています。
もしかすると、屋根瓦に気づかないズレやひび割れ、欠けが見つかるかもしれません。もし、屋根瓦自体が何もないとしても、周りの漆喰(しっくい)やルーフィングシートの下地木材(野地板)に何か異変がある場合もあります。そうなると、雨水が侵入することは時間の問題となるからです。
屋根瓦を修理するとしても、つい、コストのことを考えると自分でDIYをしたくなるものですが、非常に危険が伴います。高い場所に上がることがまず危険で、瓦の特徴を知らずに踏んでしまうことがあると、割れてしまう危険性もあります。
ケガをする可能性や、かえって症状を悪化させてしまう可能性があり、おすすめはできません。少しでも屋根瓦をいい状態を保ちたいなら、プロに点検と診断を任せることがおすすめです。
優良業者ならば、屋根瓦や屋根の状態を写真や動画で一緒に確認してくれるはず。何もないのに無理に修理を申し出ることはなく、修理の見積もりを出したとしても、無理に工事を迫ったり、結論を急がせたりすることはありません。
屋根瓦の修理方法には、大きく3つに分かれます。他の屋根材の修理方法と決定的な違いは、屋根瓦には重さがあるため、今あるものの上に重ねていくカバー工法はできないということです。では、3つの方法を解説します。
今までの屋根瓦を再利用して葺き直す方法です。屋根材が瓦だからできる方法で、環境に優しい修理方法になります。一部の破損状態を交換する場合も、葺き直しに該当します。ただし、瓦周りの漆喰やルーフィングシートのダメージがなければという条件がつく場合です。一部を交換する場合は、同じ屋根瓦が入手できないことがあります。
大がかりな屋根工事で、屋根瓦や漆喰、ルーフィングシート、野地板まですべて交換する方法です。費用は一番かかりますが、これからまた何十年と屋根瓦を長持ちさせることができます。
屋根瓦数枚の交換や位置の直し、漆喰やルーフィングシートの詰め直しや交換など、部分的な修理や交換で済む方法になります。コストがかからない修理方法ですが、点検と診断次第です。最初から希望しても、必ずしも部分修理で済むとは限りません。
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