日進市で屋根の葺き替えをした場合の価格相場
屋根のメンテナンス時期を迎えたら、検討するかもしれない葺き替え。塗装でも、修理でも対応できないほどの状態であれば、すべて取り替えて新しくする他ありません。住む地域の環境によっても屋根のダメージも変わってきますが、日進市の場合はどうでしょう。日進市で屋根の葺き替えをした場合の価格を見ていきます。
日進市で検討する屋根の葺き替えとカバー工法の違い
屋根のメンテナンスといえば、最初は塗装を考えますが、点検時に不具合が見つかった場合には、時として葺き替えという選択をしなければならないこともあるでしょう。業者から葺き替えの提案があったとしたら、それほどのダメージがあったということです。屋根を全面的に直すということでは、カバー工法もありますが、それではまず初めに葺き替えとカバー工法の違いをメリット・デメリットの視点から見てみましょう。
屋根の大型リフォーム |
メリット |
デメリット |
葺き替え |
●下地から新しくなり、建物の寿命が延びる ●耐震性がアップする可能性 ●既存の屋根より軽ければ、好きな屋根材を選べ、デザイン性アップ |
●費用が高い ●施工中に雨漏りのリスク ●工期がカバー工法より長い ●廃材が出るため、処分費が必要 |
カバー工法 |
●葺き替えより費用がかからない ●廃材が出ず、処分費が不要 ●工期が短い ●耐熱性・耐水性・遮音性が向上 |
●二回は施工できない ●若干、重くなる ●屋根材が限定される ●太陽光パネル設置が難しい |
日進市で行う屋根の葺き替え時期目安
屋根材によって適したメンテナンス時期はありますが、だいたい8~15年の間には点検を行い、症状に気づかなかったとしても、何らかのメンテナンスを行うことがおすすめです。その時期を過ぎれば過ぎるほど、経年劣化による症状は出てくるもの。次のような状態であれば、メンテナンスの目安となります。心当たりはないでしょうか。
- 築15年以上経っているが、メンテナンスを一度もしていない
- 天井に雨染みがある
- 天井にカビがあり、広がってきた
- 暴風雨になると天井がきしむ
- 雨が降ると湿気臭い
これらの状態であったとすれば、すぐに業者へ点検を依頼しましょう。塗装ではなく、葺き替えの提案をされる場合があります。すでに、塗装のメンテナンスでは済まなくなっている可能性が大きいでしょう。雨染みや湿気を感じるということは、下地にもダメージがある可能性があり、これが葺き替えの提案となる理由です。
日進市で屋根の葺き替えをする価格相場
一般的に葺き替えの価格相場としては、約70~260万円が多くなっています。日進市周辺では200万円前後の施工が多くなっています。屋根材によって金額は変わり、他に諸経費や管理費などが足されるともう少しかかることになるでしょう。
エリア管轄の業者によっても価格相場は違います。現地調査で見積もりを作成してもらうことで、より正確な価格が出てくることになります。安ければいい、高ければいいというものではなく、土地に合ったもので、ベストな屋根材を選択するようにしましょう。
日進市で屋根の葺き替えをする時に注意したい悪徳業者
日進市で屋根の葺き替えをする時、価格相場を知らなかったり、怪しい業者のいいなりに施工を進めてしまったりした場合など、うっかりしていると高額請求をされたり、手抜き工事をされたりする可能性が高くなります。連絡が取れなくなる業者もあります。残念ですが、どこにでもこのような悪徳業者は現れるため、他人事ではないのです。悪徳リフォーム業者の手口を挙げますので、後で後悔しないためにも絶対に注意しなければなりません。
- 突然、訪問してくる。
- 無料点検やキャンペーン価格を提案してくる。
- 調査をせず、偽造写真で脅す。
- 見積もりが異様に安い価格になっている。
- 依頼していないのに、屋根に上って故意に傷をつける
- 見積もり項目が一式という記載で内容がわからない。
- 施工を即決させたがる。
- 火災保険を持ち出し、根拠なしに無料という言葉で悪用しようとする。
- 契約前に高額支払いを請求してくる。
- 実績を教えてくれない。
この他にも手口はいろいろあります。一番のポイントは、突然の訪問業者には応対しないことです。優良業者は、依頼がないのに訪問してくることはありません。口コミや紹介で成り立つからです。少しでも悪徳業者の手口や屋根のリフォームについて知っておくことで、悪徳業者を見抜く目を持ちましょう。
日進市で屋根の葺き替えをする優良業者選び
地元で100件以上の葺き替え実績があり、いろいろな施工事例を見せてくれる業者を探すことをおすすめします。地元というのは、だいたい30~60分以内で駆けつけてくれる範囲が目安となります。広告を派手に出さなくても、口コミだけで長年地元で営業している業者なら、優良業者と見てもいいでしょう。その中から、2~3社に相見積もりをお願いしてください。チェックするポイントは次の通りです。
- 問い合わせの第一声からていねいに話を聞いてくれるか。
- 点検に1時間前後かけたり、ドローン撮影をしたり、ていねいに見てくれるか。
- 見積もり項目や単価は細かく記載しているか。
- 職人以外にチェックする責任者がいる管理体制になっているか。
- 保証やアフターケアがしっかりしているか。
- 自治体の補助金制度などがある場合、情報を熟知しているか。
- 窓口になる担当者との相性やコミュニケーションは良好か。
- 今の状態にあった屋根材を提案し、希望の屋根材も聞き、トータルで見てくれるか。
葺き替えの価格は大きな金額になります。業者選びは妥協することなく、決めていきたいものです。
日進市の屋根の葺き替えで火災保険が使える場合もあり
比較的温暖な気候にある日進市ですが、それでも昨今の異常気象による暴風雨のために、もしかすると屋根に非常事態が起こるかもしれません。「急に雨漏りになってしまった」「屋根材がはがれてしまった」「屋根に穴が開いてしまった」などという、予想外の出来事です。
今まで何の異常もなかったら、急な屋根のリフォームの出費は大変なもの。もし、こうした自然災害による被害であれば、火災保険から費用が下りる可能性があります。
ただし、点検による調査で自然災害が原因であると認定されなければなりません。業者による点検をしてもらい、火災保険が使えそうなら、さらに保険会社に自らが連絡をし、保険会社の点検も必要かどうかを確認します。その時点で書類など、手続きの方法の説明があるでしょう。先に工事を進めてしまうと、保険の適用になりません。
日進市の屋根の葺き替えで補助金がある場合
日進市のHPに、「空家バンク定住促進リフォーム補助金」が出る条件が掲載されています。
※「市外に住む人が、日進市に定住する目的で日進市空家バンクを利用して空家を購入し、その住宅をリフォームする場合、リフォームに要する費用(消費税などを除く)の1/2以内(1,000円未満切捨て、上限30万円)の費用を予算の範囲内で補助します。」
※日進市空家バンク定住促進リフォーム補助金/日進市 (nisshin.lg.jp)
リフォームで補助金交付を受けられる中に、屋根の葺き替えがありますが、さらに要件をすべて満たす必要があります。詳細は業者に相談するか、都市計画課(0561-73-4139)に問い合わせてみましょう。