弥富市で知り合いの工場を管理されている方から「工場の屋根が飛んでしまったので直してほしい」というお問い合わせがありました。
今まで細かい所は自分たちで直していましたが、屋根となると素人なので、直してもらえませんか?という内容でした。
早速、依頼者と管理している工場へと向かいました。
駐車場に車を止めて、最初に目に入ったのが雨樋でした。
台風で金具から外れてしまい、屋根の上に折れ曲がっていました。
戸建用の樋よりも一回り以上大きな樋ですが、こんな風になったのは初めて見ました。
別の棟へ移動しましたが、ここでも樋が破損しています。
ご覧のように縦樋もかなり径の太いパイプですがジョイントの部分から外れてしまい地面に落ちていました。
こういった状態を見ると、台風の強さが非常に強いものだと実感致します。
これが落ちてしまった樋ですが、横に見える足と比べても、かなり大きなものだと分かると思います。
自然の力がいかに大きいかを思い知らされます。
「けがをされた方がいなかったのが幸いでした」と管理されている方が印象的でした。
いよいよメインの場所に移動します。
一番大きな建物の屋根が捲れてしまっています。
しかも、よく見るとトタンの瓦棒屋根にカバーしている部分が捲れています。
しかも、部分的に数カ所に分けて捲れています。
棟の板金や、ベンチレーターというおおきな換気扇の周りも捲れていました。
せっかくカバーした屋根がめくれてしまうとは、相当の強い風だった事が伺えます。
原因としては、軒先の仕舞が悪く、雨が侵入していたのと、軒先は折り曲げているだけで、どこにも固定されていなかった事が考えられます。
折り曲げた部分の隙間に風を受け、捲れてしまったと思います。
元の屋根には、しっかりとタイトフレームは付いていますし、重ねの部分はハゼと言って、2重に折り曲げていますので、簡単には捲れる事はありません。
しかし、軒先の仕舞が良くなかったので、雨水が侵入し、金具がかなり錆ついている所もありましたので、本来の強度がなかったのかもしれません。
今回の屋根は、かなり大きな屋根ですので2回に分けてお伝えいたします。
次回は下地になっている元の屋根を詳しく見ていきます。
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