大屋根の一番高いところに登って来ました。いつも当たり前のように登っていましたが、普通の人なら一生のうちに一度も登らない人もいるのではないでしょうか？今回の屋根の形状は寄棟屋根です。寄棟屋根なので最低4つの屋根面をもっている特徴があります。

大屋根の高い位置にある棟板金です。二つの屋根のつなぎの部分に被せて雨が浸入するのを防ぐ役割があります。棟板金はたくさんの箇所を釘で固定されているのですが、今にも抜けそうなくらいの釘を発見いたしました。

棟板金を捲って診断いたしました。棟板金は貫板といわれる木材に釘を打ち固定しているものですから、貫板が飛んでってしまうこともあります。

こちらの方がひどいです。釘からなのか強風で入ったものなのか棟板金の下の貫板といわれるところに雨水が浸入していました。

こちらの面では表面に苔が生えています。

割れているところがありましたので一時しのぎですがコーキングで補修をしてあげました。