この写真に写っている瓦はみなさんご存知の鬼瓦です。他にもがんぶり瓦　熨斗瓦　巴瓦　桟瓦　棟瓦など屋根にはいくつもの種類の瓦が集まって屋根になっているのです。ひとつひとつが大切な役割をもっていますのでひとつずつ診断をしていかなくてはいけません。

降り棟の熨斗瓦の下の瓦が剥離してきています。今回のお客様の屋根瓦は粘土瓦の中でもいろんな色などが出てくる釉薬瓦というものを使用されていました。

大家根の棟から降り棟（大家根から下ってくる瓦です。遠くから見るとオレンジ色に変色しているところがいくつもありました。これらも先ほどの写真と同様に釉薬を塗られた瓦の表面が剥がれてくる剥離を起こしていました。このままでは見栄えも悪いが

５年前に工事をしてもらった所の写真です。屋根の一番下（軒先）と言われるところです。コーキング剤で瓦はしっかりと固定されていましたので大丈夫です。