東海市|屋根の診断依頼がありました
愛知県東海市にお住いのお客様から、屋根の診断依頼がありました。
築年数が32年になる洋風の瓦のお宅です。随分前に漆喰を直したくらいでほとんど手を入れてないので不安になり連絡をくれたそうです。
早速お伺いし、屋根を確認致します。
屋根の形状は単純なのですが、屋根面がたくさんありますので、役物が増え、それだけ取合いの部分が増えますので、雨漏りのリスクは多くなってしまいます。
粟原の流れの面が大きいところですが、瓦が歪んで見えますので、浮いて隙間ができたり、ずれてしまったりしています。
色摩が大きくなると、そこから雨水が侵入し、下地まで水がまわってしまうと、野地板まで傷んでしまいます。
野地板の上には、防水紙が貼ってありますが、30年以上経っていると当時の物では防水性が無くなっている場合が多いです。
ここは屋根と外壁の取り合い部分になる雨押えです。
この部分は、瓦の上下に板金を加工し、雨が入らないようにしていますが、万が一雨が入っても水の抜ける道が瓦の下にあるので、下地に水がまわらないようになっています。
ただ、ここに関しては、屋根よりも、外壁の防水切れの方が心配ですね。
ここは、片流れの棟になります。
片流れとは、屋根が切妻のは片方しかない形状で、棟の納まりも、少し難しくなります。
のし瓦という平らな瓦が、かなりずれています。
こういったずれも雨漏りの原因になるので気を付けてください。
屋根のことなら、弊社までお気軽にご相談ください。
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