東海市｜築１６年のスレート屋根の点検依頼がありました。
築年数が16年のお宅です。まったく手入れをしていなかったので、気になりはじめて連絡をくれたそうです。
周りの同じ年数の家がお手入れし始めたので、心配になってきたそうです。
築16年経っていますので、それなりの傷みはあると思っていましたが、予想よりも傷みが進んでいる状態です。
表面の防水性は切れている状態で、劣化の仕方も面によって違います。
どうしても日当たりが悪くなるので、このような痛みになりやすいです。
また、屋根の端の部分を包んでいるケラバを止めている部分の釘が飛び出ています
スレート材の場合、15年以上経つと割れる頻度が高くなります。
瓦の屋根に比べると、厚みも違うので割れやすいようです。
特に黄色くなっている部分が滑りやすいので、気を使います。
私共が怪我をするわけにはいきませんので、最新の注意を払いながら点検・診断をしていきます。
2階のスレートと同様にカビや苔が目立ちます。
歩いていて、部分的にたわむところがありますので、下地にも水が廻っています。
野地板に水がまわると、しけってしまい弱くなってしまうので、垂木の無い部分を歩くと大きくたわんでしまいます。
カビや苔で非常に滑りやすいのと、たわみが大きく出ていましたので、下地も傷んでいる可能性が高いと思います。
塗装やカバー工法など選択肢はあると思いますが、費用対効果を考えてお手入れして頂く事が良いと思います。
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