名古屋市 緑区|初めて建てた家も築20年にもなりました。。。
午前中まで雨が振っていたのですが、晴れてきましたので早めにと思いお伺いいたしました。屋根に登って来ました。形状は寄棟屋根です。そして今回の屋根材はおそらくニチハで1996年~2008年まで製造されていたパミールという屋根材だと思われます。
パミールは製品の品質に問題があり表面が層状剥離を起こしてくるというものでした。この剥離を起こしている状態の上からでは塗装ができないです。
いろんなお客様宅の診断をしているとこのパミールと呼ばれる屋根材を使用しているところも少なくありません。
酷いですね。。。屋根全体を確認してみましたが、このように剥離しているところは100箇所以上見つかりました。剥離しているところは上からどんな下地剤を使用しても材料がうまくのらないので職人さんもお手上げです。そこで塗装のできないこういった屋根には、金属屋根材でのカバー工法が良いかと思われます。
雨が降った後なので、ヘアクラック(髪の毛ほどの細い屋根材を貫通していないひび割れ)などもひび割れに沿って水が染みています。
通常のスレート瓦屋根でしたらこれくらいのヘアクラックは下地剤をきちんとすれば表面は塗装で何とかなるものなのですが、今回の屋根材がパミールというものですので残念です。
8時半~17時半まで受付中!
0120-554-957