台風シーズンになりましたのが、屋根の点検はお済ですか?
台風シーズンに入り、屋根に関してのお問い合わせが増えてきました。
昨年の台風21号、24号から屋根の被害が一気に多くなりました。
スレート屋根や瓦屋根、トタン屋根等いろんな屋根のお宅がありますが、屋根材によって症状が違ってきます。
スレート屋根やトタンの瓦棒葺きの屋根で多いのが、棟の板金が飛んでしまう事が多いです。
ほとんどのケースが中の木材まで腐食しており、釘が全く効いていないのが原因になっています。
残っている板も原形をとどめていないほど腐食している事もあります。
トタン屋根の場合も同様で板金が飛ぶことも多いです。
トタン屋根の場合は、屋根の勾配が緩い事が多いので、風の影響で逆水で逆流して、棟の板に雨水がまわってしまいます。
板金を留めている釘も短い釘を使っている事が多いので、余計に釘の効きが悪く抜けやすい状態になっている事も多いです。
剥がれ落ちた板金ですが、長さが長いまま飛んでしまう事もありますので、金属の塊が飛ぶわけですからかなり危険です。
敷地があるお宅はいいかもしれませんが、近隣に建物が密集しているところでは、危険度が増してしまいます。
スレートの劣化が進んでいますと、風を受けて割れてしまう事がありますが、スレートの欠片が無くなっている部分には釘を打っているところが見えてしまいます。
釘廻りから下地に雨が伝わってしまいますので、雨漏りの原因になってしまいます。
板金が飛ばずに残っている部分でも、釘が飛び出ているところが多くあります。
たまたま塗装をされている場合は、接着剤代わりにくっ付いている事もありますが、それも時間の問題です。
また、瓦のお宅で多かったのが、棟の瓦が飛んでしまう事と漆喰が剥がれてしまう事です。
瓦が外れて飛んでしまう時には、スレートよりも重量がありますので、被害が大きくなってしまいます。
こちらも、中の垂木が腐食しています。
普段は瓦が乗って隠れていますので、腐食状況が分からない事が多いと思いますが、点検をしていますと、瓦を留めている釘が浮いたりしていますので、気がつくことができます。
大ごとになる前に状態を把握し適切なお手入れをすることが大事です。
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