名古屋市 緑区|屋根の点検の依頼をお受けいたしました。
名古屋市緑区にて「新築から12年が経ちまわりの住宅では外壁の塗装などいろんなメンテナンスをされるところが多くなってきています。自分のところもそろそろメンテナンスをしていかなければいけないと思い今回は屋根の点検を依頼しました。」とのお話を受けましたのでお伺いいたしました。
大屋根の最上部まで登ってまいりました。
寄棟の粘土瓦屋根の仕様でした。
屋根材といってもいくつかの種類があります。
粘土瓦・スレート瓦・セメント瓦・金属瓦と大きく分けて4種類です。
今回はその中でも粘土瓦といって粘土を焼いて作られたもので粘土瓦にも種類があり、粘土を成形したあと釉薬をかけて窯で高温で焼いた釉薬瓦(表面が釉薬によりガラス質になっていて水を浸透させることがないので耐久性能が高くほとんどメンテナンスが必要ないです。
もうひとついぶし瓦というものがあり粘土を成形するまでは釉薬瓦と同じですが、窯でいったん焼いたあと蒸し焼きにして表面に炭素膜を作らせるという工法で作られた瓦です。
今回のお客様の屋根材はいぶし瓦と同じく釉薬を施さずに素のままで焼き上げた素焼き瓦でした。色あいも自然な感じで洋風にしたい方はこの屋根材を選んでいただくと良いかと思います。
棟瓦にはシーリング材が施されていました。
屋根の側面のケラバ瓦にもシーリング材が塗られていました。何故でしょうか・・・?
漆喰の状態もすべて確認させていただきました。
割れているところもなくまだしっかりしていました。
今回の点検では異常箇所は見当たらなかったので安心しました。このように何か起こった時に見てもらうのではなく何かあっては困るので見るといった予防診断がある程度の定期的に行われさえすれば雨漏りになる可能性は低くなると思いますので皆さんも屋根に対する意識を少し持っていただき安心して住める住宅を目指していただければと思います。
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