名古屋市 緑区|家を建ててから12年 粘土瓦 洋瓦(スパニッシュ)
名古屋市 緑区 家を建ててから12年 粘土瓦 洋瓦(スパニッシュ)です。日本には3大瓦の産地があります。今回は愛知県の西三河地方の三州瓦という瓦を使用しています。耐用年数はだいたい30年から50年と言われています。
さっそく屋根の上に登って来ました。屋根の形状は棟がいくつかに分かれている切妻屋根です。屋根材は粘土瓦の中の洋瓦(スパニッシュ瓦)通称S型瓦ともいいます。
日本には数多くの瓦の生産地がありますが、三州瓦(西三河地方)石州瓦(島根県)あわじ瓦(兵庫県)の三大瓦生産地で日本の瓦の90パーセントを生産しています。今回の洋瓦(スパニッシュ瓦)は大正時代から三州で開発されたと言われています。軒先にも役物の瓦を使わず棟も熨斗瓦を使わず冠瓦のみで仕上げる仕様になっています。
屋根の端の袖瓦にコーキングが打たれています。今まで誰も屋根に登ったことがないようなので新築の時に職人さんが少し緩んでいた袖瓦を固定するためにコーキングを打ったのかな?と思います。
棟から軒先にかけて雨水を雨樋に流し込んでくれる役目をする谷と言われるところです。
冠瓦の下には土が盛ってあって側面は漆喰で埋めています。
南蛮漆喰というものでされていました。まだ割れているところもなく外れているところもなく問題はありませんでした。
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