名古屋市千種区|屋根の点検依頼がありましたので行ってきました
名古屋市千種区にお住いのお客様から、屋根の点検依頼がありました。
築13年のスレート屋根のお宅ですが、別の業者に「屋根を塗装した方が良いですよ」と言われましたが、いまいち信用出来ないので、弊社に連絡をくれたそうです。
早速、お伺いし屋根にのぼってみます。
その業者は、屋根にはのぼらず、下から見た状態で、いろいろ言っていたようです。
直接見たわけではないのに、いろいろ言っていて、不信感が溜り適当な理由を言って帰ってもらったそうです。
思い出したら、また、腹が立ってきたとおっしゃっていましたので、私共が直接確認し、報告いたしますと伝えました。
写真でも分かると思いますが、勾配がかなり急で、普通の人は、まず、のぼることはないと思います。
通常は、足場がないとのぼらない勾配ですが、見るところは限られますが、屋根にのぼり、確認します。
年数の割には、割れているスレートが多い印象です。
しかも、基本的には、人が上がれるような屋根ではありませんので、経年劣化による割れになります。
勾配が急なので、全体を自由に歩けませんが、ケラバづたい、棟づたいに見ていきましたが、全体的に割れていました。
仮に、勾配が緩く、全体を歩けたとしても、これだけ割れていると、踏み割れしそうで、逆に怖いですね。
こちらは、下屋根になりますが、雪の落雪によるひび割れと思われる日々の入る方です。
経年劣化では、このように細かくひびが入ることは少ないので、落雪の可能性が高いと思います。
点検を終え、上記の内容を報告いたしました。
業者の言った事を、真に受けて塗装していたら、予算の無駄遣いになるところでした。
これだけ割れが多いと、塗装よりも新たに屋根材を上から葺くカバー工法の方が良いと思います。
皆さんも、業者の言葉に惑わされず、信頼できる所で、確認することが大事ですね。
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