名古屋市瑞穂区|セメント瓦の雨漏り調査の依頼がありました。
名古屋市瑞穂区にお住いのお客様から、雨漏り調査の依頼がありました。
相当古いセメント瓦のようで、今年の梅雨で雨漏りが酷くなったので連絡をくれたそうです。
3年前に中古で購入されたそうですが、多分80年くらいは経っていると聞いているようです。
今回は下屋根の部分から漏ってきたようですので、この辺を中心に調査していきます。
このくらいの年数のセメント瓦は初めてに近いかもです。
屋根に乗ると割れそうですので、今回は、屋根にのぼらず廻りからの調査に切り替えます。
棟瓦も割れてしまい、蛇行しています。
恐らく色摩から雨が侵入し、中の土が流れてしまい不陸が悪くなったのだと思います。
西川らも飛び出てしまっている所がありますね。
壁と屋根の取り合いの部分ですが、通常は、雨押えという板金で処理いたしますが、こちらのお宅では、板で施工しています。
写真では分かりにくいかも知れませんが、一部が空洞になり向こう側が見えている所があります。
こんな状況は初めて見ました。
一番驚いたのは、瓦に穴が開いていたことです。
自分も20年以上屋根を見てきましたが、瓦に穴が開いていたのは初めての経験です。
幸い、軒先の瓦でしたので、穴が開いているすぐ下が、雨樋になっていて奇跡的に雨漏りにはなっていませんでした。
目の前が公園になっていて、背の高い木がたくさんあるので、落ち葉が樋につまり雨が流れないようになっていました。
場所的な問題ではありますが、樋掃除もきりが無いと思いますので、仕方ないかと思います。
屋根を拝見して、どこから漏れていても日試技ではない状況です。下地もかなり傷んでると思いますので、雨漏りを止めるには、下地から直さないといけません。
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