名古屋市港区|太陽光パネルを載せているので、台風の後が心配で…
名古屋市港区にお住いのお客様から「太陽光パネルを載せているので、台風の後が心配で気になっていたので見てもらえますか?」というお問い合わせがありました。
TVアンテナだけでも心配なのに、太陽光パネルだと当然の心配事だと思います。
早速お伺いし、屋根にのぼっていきます。
築年数は15年で4年前に太陽光のパネルを載せられたようです。
残念ながら、太陽光の工事をした業者は無くなってしまったそうですので、今後のメンテナンスの事も心配されていました。
平板瓦に支持金具を使用して太陽光パネルを設置しております。
支持金具とは、瓦をいったん外して、下地に金物を固定し、瓦を元に戻すと、金具の先端だけが瓦の外に出ますので、そこに専用のレールと取付し、パネルを順番にのせていくやり方です。
太陽光のパネルの方は、しっかりと施工されております。
続いて、瓦の方も確認していきます。
この平板タイプの瓦はもともと浮いたり、ずれたりしづらい瓦ですので、問題は起きづらいのですが、太陽光を設置する際に、瓦を一度剥がすので、復旧の時に割ったりしていない限りは大丈夫だと思います。
3面に太陽光を載せていますので、棟を跨いでケーブルが出てきますので、固定状況をチェックします。
しっかりと番線で留まっていますので大丈夫ですね。
このケーブルと通しているPF管は紫外線によって劣化してしまい、ボロボロになることがありますので、定期的にチェックが必要です。
瓦の方も割れたりしている所はありませんでした。
太陽光の業者も丁寧な仕事をしていたようで、瓦の復旧も上手くやっているようです。
こちらの屋根の形状のように、寄棟の一部が伸びたようになると、ケラバと言う役物が増えますので、注意が必要です。
屋根の端にあたる部分ですので、横からビスで固定していますが緩みが無いかを見ていきます。
あまりビスを効かせすぎても、外側に転んでしまい、内側にある瓦との隙間が出来てしまいます。
そうなると、雨漏りの原因になってしまいますので、熟練した感覚も必要になってきます。
瓦と太陽光パネルの両方を確認致しましたが、どちらも問題ありませんでした。
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