名古屋市港区|現在空き家にしている屋根がはずれそうなので見て欲しい
名古屋市港区で実家を空き家にしていて、近所の方が「屋根が外れそう」と教えてくれたそうで、慌ててネットで調べ連絡をくれたそうです。
5年を目途に取り壊す予定ですが、ご近所に迷惑をかけれませんので、最低限の補修でお願いしますという内容でした。
元々の実家で、ご両親が他界された後は空き家になっていて、建物もかなり古いので、いずれ取り壊す予定をしていましたが、ご近所から心配されて連絡があり、重い腰を上げられたそうです。
ここは、のし瓦が1枚外れています。
のし瓦というのは、一番上にある半丸状の瓦の下にある平らな瓦ですが、こちらのお宅は4段積んでいますが、その中の1枚が落ちています。
中の土も見えてしまっていますので、土が流れてしまうと瓦の落ち着きが悪くなり、更に悪化していきます。
ここは、漆喰が剥がれている所です。
ここの漆喰も剥がれると、土が流れてのし瓦が緩んでしまいずれて隙間ができ、さらに雨が入るという悪循環になってしまいます。
瓦の隙間を埋めている漆喰もほとんど取れてしまっています。
ここも、風向きによっては雨が入ってしまいますし、隙間が大きいと鳥が巣を作ってしまいます。
巣ができると、糞尿で下地が傷んでしまうのと、場所によっては、鳥の卵を狙って、蛇が瓦の中に入ることがあります。
瓦が、縦にずれているだけではなく、横にもずれています。
横にもずれると、普段は重なり部分で隠れているところが顔を出してしまうので、雨が瓦の中に侵入しやすくなってしまいます。
大きくずれていた部分ですが、応急的にコーキングで留めておきました。
5年以内に取り壊す予定だそうで、予算をかけたくないご希望でしたので、このような処置になりましたが、完璧ではありませんので、ご了承の上、施工いたしました。
お客様のご希望に、なるべく添うように最善を尽くしていきます。
屋根の事ならどんな事でも、お気軽のご相談ください!
8時半~17時半まで受付中!
0120-554-957