名古屋市南区|屋根の点検依頼を受けましたので…
名古屋市南区にお住いのお客様から、屋根の点検依頼の連絡がありました。
こちらのお宅は、2年前にも、弊社で屋根点検をしていますが、最近、近所で工事をしている業者に何か言われたようで、気になってしまい連絡をくれたそうです。
屋根の中で、注意しなければいけないところは、山のてっぺんの棟と、雨が集まる谷が大事な所です。
棟は、スレートの場合、板金を被せて釘止めしているケースが大半です。最近は、ビスで止めている家も増えましたが、
10年以上前の家は、まだまだ釘止めしている家が多いです。
後は、スレート本体の状態ですね。
2006年以降に建てられた家には、アスベストを含まない、ノンアスのスレート材を使用しているので、ひびや割れが出やすくなっています。
表面の塗装も落ちてしまい、防水が切れています。
段々と、カビや苔が出やすくなります。
カビや苔の菌の根が、どんどん奥まで入っていくと、スレート自体がもろくなり割れやすくなります。
こういった棟の近くのひびは、経年劣化のよるものです。
人が歩いて割れるときは、完全に割れてしまいますので、私たちも、歩く場所は慎重に選んで歩きます。
棟の釘浮きとスレートの欠片がずれた写真です。
釘が抜けると、板金とスレートの隙間に風が入り込み、板金が飛んでしまう事があります。
板金が飛んでしまうと、真下に落ちることは少ないので、気づかないことが多いです。
出来れば、定期的に屋根をみて頂きたいですね。
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