名古屋市南区のお客様から連絡があり、屋根の点検に行ってました。

屋根に上ってすぐに、割れているところを発見しました。

この年代に使用されているスレート材は、アスベストが入っていないため、従来のものよりも割れやすいようです。

別のお宅でもよく見かける光景です。

完全に割れる前に、この様な、白い筋が入ってきます。

早いところですと、築5～6年で屋根の全体の半分以上に、小さなひびが入っている家もありました。

さすがに、施主様にお伝えするのが、心苦しい気持ちになります。

逆の立場でと思うと、｢10年も、もたないなんて｣と、とても嫌な気分になると思います。

こちらの家も、半分とはいかないまでも、かなりの数のひび割れが入っています。

完全に割れてはいないものの、予備軍がたくさんありますので油断できませんね。

縦ひびだけではなく、横ひびも入っていますので、スレート自体が防水性がなくなり、繰り返し水を吸って劣化しています。

こちらは、1階の屋根ですが、光の加減で、色が違うように見えますが同じ家です。

1階も同じようにひび割れがありますね。

私達は、年数よりも、状態で判断していきます。

たとえ10年未満であっても、状態が悪ければ、その旨をお伝えし、早い段階でのお手入れをお奨めします。

屋根は、上ってみないと分からないところですし、非常に危険を伴いますので、プロに任せる事をお奨めします。