名古屋市南区|築8年のスレートですが、手入れは必要ですか?
名古屋市南区にお住いのお客様から「築8年のスレートですが、手入れは必要ですか?」というお問い合わせがありました。
近所の同じ年数の家がお手入れしたので、気になってしまい連絡をくれたそうです。
建売で6軒まとめて立っているのですが、2軒が工事したので気になったそうです。
工事するしないに関わらず、今くらいの時期から屋根は見ていった方が良いと思います。
特にスレート材の場合は、早い方が良いですね。
早速お伺いし、屋根を確認していきます。
棟の板金を止めている釘が、浮き始めています。
まだ打ち込めば効きそうな状態ですが、あと数年で、指でも抜けるくらいになっている事もあります。
今回はとりあえず打ち込んでおきました。
あとは、気になったのが、スレートの浮きが多かった事です。
浮きだけの状態ですと、13~15年位経っているように感じくらい浮きが多いです。
原因はスレートの表面の防水性が無くなり、スレートに水が浸みこんでいるためです。
塗膜が剥がれるというよりは、スレートの素地から剥がれているようです。
ちょうど角の部分になりますので、剥がれやすい場所ではありますが、まだ8年という事を考えると早い気がします。
ただし、いろんなケースがありますので一概には言えませんが…
少し下から見ると、スレートが浮いているのがよくわかります。
しかも、1箇所や2箇所ではなくほぼ全体的に浮いています。
この年数で、これだけ浮いているのは比較的、珍しいと思います。
ここは、軒先になりますが、先端部分が少し黒ずんできています。
これは、カビによるもので湿気が溜まっている証拠です。
まだカビだけですが、そのうち苔も出てくると思います。
軒先も正面から見ると、浮いてしまっています。
本来は、ピタッと重なっていますが、大きい所では8ミリくらい浮いて、隙間が出来ています。
ここに隙間が出来ると、風の強いときに抵抗を受け、めくれあがってしまう事もあります。
下からですと、樋が影になり見えませんので、気を付けないといけません。
こういった細かい所は、早く気付いた方が良いので、少し早いかなと思うくらいの時期に見て欲しいと思います。
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