名古屋市南区にお住まいのお客様から雨漏り調査の依頼がありました。築年数が28年の化粧スレートのお宅です。
以前にも何度か雨漏りしていたそうです。
最近になって、雨漏りの染み跡が大きくなってきたので、心配になり連絡をくれたそうです。
室内の確認が終わりましたので、次は屋根にのぼってみます。
以前にも雨漏りされていたので、コーキングによる補修跡がたくさんありました。
棟の板金も替えられているようです。
お隣との境の面は、距離が近いせいかカビと苔がびっしりと生えています。
化粧スレートの塗膜が劣化し、防水性が無くなってしまった結果、カビ・苔の温床になっています。ここまで傷んでいると、ケイケイ以上かなりの確率で雨漏りされているお宅が多いです。
こちらの白く見える所は、表面が劣化して素地が出てしまっています。
素地の部分はとても水を吸い込みやすく劣化するのも早いです。
このままにしておくと、反ってしまったり、割れてしまいます。
表面の塗膜が劣化し素地が出てしまい、そこに苔が生えています。特に、軒先の部分はひどく傷んでいます。
このタイプの化粧スレートには縦の溝があり水を流れやすくしていますが、苔により溝が無くなってしまっているので、雨水がいろんな方向に流れてしまいます。
化粧スレートは、防水紙の上に直貼りしていますので、瓦のように屋根材の下に隙間がありません。
そのため、防水紙の傷みも瓦よりも随分早く傷んでしまいます。
何度か補修をされていますが、それでも雨漏りするのは、ピンポイントの原因ではなく、屋根全体に問題があります。
ここまで傷んでしまうと、カバー工法によるお手入れが必要になります。
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