名古屋市南区|築54年の陸屋根 雨漏りが酷くなったので…
名古屋市南区にお住いのお客様から「築年数が54年の陸屋根ですが、雨漏りが酷くなってきたので見てもらえますか?」というお問い合わせがありました。
何度も補修をしてきたそうですが止まらないので、連絡をくれたそうです。
早い方が良いという事で、早速お伺いいたしました。
まずは、室内の雨漏りの状況を確認致します。
2階の廊下と部屋の外側の角が、雨漏りによってクロスが剥がれていました。
たしかに、最近の雨漏りで出来たものとは、明らかに違いますね。
だいたいの場所を覚え、屋根にのぼっていきます。
ゴムシートの上にウレタン防水をされていたようですが、かなり劣化しています。
表面はまだら模様になっていて、ウレタン材のローラーの跡が出ています。
トップコートは完全に機能していない様子です。
シートの継目もほとんどが裂けていて、どこからでも雨水が入ってしまう状況です。
ところどころにテープを貼っていたり補修跡が見られますが、全然足りていません。
ここは、シートの継目以外の所で、破れてしまっています。
結構大きな穴になっています。
こういった所から、雨水が入ってしまい、下地との粘着が弱くなり、剥がれてシワになっている所もあります。
ほとんどの継目がこのように裂けてしまっています。
陸屋根はいったん雨を受けていますので、小さな穴でも防水層の裏に雨が入ってしまいますが、これだけ避けている所があると雨漏りは仕方ないと思います。
排水ドレンの周りも防水層が剥がれています。
雨が一番集まるところですので、致命的になってしまいます。
よく見ると、裂けている中に苔が生えていました。
湿気がかなり溜まっているようです。
シートが浮いている部分を歩くと、シートの裏側がジャリジャリしているような感じを受けました。
恐らく、水が入ってしまったことによって、下地が脆くなり砕けてきていると思います。
もう部分補修では追いつかない状況になっていますので、全体的なお手入れが必要です。
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