名古屋市南区|屋根から白い塊が落ちてくるので見てもらえますか?
名古屋市南区にお住いのお客様から「屋根から白い塊が落ちてくるので見てもらえますか?」というお問い合わせがありました。
築26年の瓦屋根のお宅です。これは瓦屋根の20年以上のお宅でよく聞く話です。
早速お伺いして、屋根にのぼっていきます。
やはり地瓦と棟瓦の間の漆喰が取れています。
瓦自体はまだしっかりとしているようですが、漆喰の傷みがひどいですね。
この部分は、漆喰が取れてから結構時間が経っているようで、苔が生えてきています。
瓦の中に土が入っていますが、その土が流れないように漆喰を塗っているのですが、漆喰とれ土に雨水が廻ってしまっています。
まだ辛うじて土が原型をとどめていますが、一部に割れが見えますので崩れてくる可能性が高いです。
そうなる前に、補修をすれば問題ないと思います。
写真でも分かると思いますが、漆喰が取れてしまった所だけ瓦が下がっています。
そうすると、瓦に隙間ができ雨水が入りやすくなりますので、さらに土が流れやすくなりますので、どんどん悪循環になります。
ここは、かなり水が入ったようで、土が固まっておらず、ばらついた状態になっています。
これは土が流れてしまった時に、このような状態になります。
少しづつ土が流れ、瓦がずれてしまうと、棟の先端にあたるところが、口を開いてきます。
また、この隙間から雨が入りますので、瓦の落ち着きが悪くなりズレが生じます。
また、取れてしまった漆喰が、雨樋の中に溜まってしまい、詰まらせてしまっています。
樋の水が流れなくなると、先端の木部が傷んでしまいますので、樋の詰りもチェックする事が大事です。
屋根の事でお困りの際は、街の屋根や名古屋南店まで、ご相談ください!
8時半~17時半まで受付中!
0120-554-957