名古屋市緑区にお住まいのお客様から、屋根の診断依頼がありました。築年数が36年経つので、さすがに不安になり連絡をくれたそうです。
今までは、親御さんが家の管理をされていたようですが、年齢も高くなってきたので、第代わりで自分達が管理をするようになり、自分では見れない屋根を見てもらおうと連絡をくれたそうです。
屋根を見るにあたって、以前にお手入れしたところ聞くと、瓦止めをされていたようです。
いつ頃やったのかは、正確には分からないという事でしたが、10年は経っていると思いますとおっしゃっていました。
瓦に上を這うようになっているのが這い樋と呼ばれる部分です。
上の瓦で受けた雨を、直接下の雨樋に流す樋の事です。
流れが長いと、瓦の重ねの部分に銅線を引っ掛け、縛り付けていますが、風が強い時には、外れてしまう事があります。
ここは、這い樋が下の樋の上戸の部分に直接流す所です。
軒樋に流してしまうと、雨水が溢れてしまうのでこのように上戸の部分に流します。
屋根ではありませんが、庇の部分の壁が黒ずんでいますので、湿気が溜まりカビが生えているようです。
外壁の防水が切れてしまいますと、壁が水をすってしまいます。
一度吸いこんだ湿気はなかなか乾燥しませんので、カビが生えやすい環境になってしまいます。
軒天もかなり傷んでいるようですので、湿気が廻っていますね。
軒天の場合は、屋根からくる分と鼻板から廻ってくるケースがあります。
このままでは穴があいてしまうので、塗装なりのお手入れが必要です。
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