名古屋市緑区にお住まいのお客様から、屋根の診断依頼がありました。築33年の和瓦のお宅です。
7~8年前にお手入れをされていますが、なんとなく気になり始めたので連絡をくれたそうです。
漆喰やラバーロックの工事をされたようですね。
見たところ、漆喰の方は割りと綺麗な状態だと思います。
ラバーロックの方も、施工自体は悪くは無いと思いますが、一部、ずれたまま止めてしまっている所があったのが残念です。
この角度から見ると、瓦がずれているのが分かると思います。
重ねの部分の線が蛇行しています。
せっかく瓦をコーキングで固定しているのですが、その時に、瓦のずれを直してからだと良かったですね。
瓦が欠けている所が目立ちます。
瓦自体が劣化により、脆くなっているのもありますが、ラバーロックで瓦を固定してしまったため、瓦が動けずに負担がかかり割れてしまっています。
ここは、瓦の色が違いますので、差し替えられた部分ですね。
差し替えた時に、もう少しきちっとはめていると、重ねの部分の隙間が無くなったと思います。
ところどころ残念な部分があります。
これは、瓦の表面の釉薬がはがれ、オレンジ色の土の部分が見えています。
経年劣化による割れになります。
土の部分に雨があたると、瓦がどんどん脆くなり、さらに割れてしまいます。
長くお住まいになるのであれば、軽い屋根材に変える事も方法もひとつですね。
費用と耐用年数を考慮し、選択するのが良いと思います。
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