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名古屋市緑区|台風で屋根の一部が飛んでしまいました、知り合いに頼んだのですが…
名古屋市緑区で工場を営んでいる方から「台風で屋根の一部が飛んでしまい、知り合いに頼んでいたが、なかなか連絡がないので別な所に頼もうと思い連絡をくれたそうです。
雨漏りもしていて仕事にも影響するので早く直してほしいとの事でした。
早速お伺いし屋根の状態を確認致します。
かなり年数も経っているようでスレートの傷みも全体的にありましたが、明りとりの部分が大きく剥がれてしまっていました。
確かに、これでは雨漏りで仕事に影響が出る事も納得出来ます。
近くに行くと、穴の大きさがよくわかります。
ただ、このスレートは歩く所が決まっていて、違う所にのって割れてしまった場合は落下してしまいますので、慎重に歩きます。
下地の入っている感覚は、だいたい90センチ間隔なので上下に移動する時が大股になるので、踏み場所を間違えると大変な事になりますので注意しながら移動します。
スレートの棟の役物もボロボロで割れてしまっています。
同じようなスレートの工場で、棟が飛んでしまった所がたくさんありました。
ボルトも随分錆びていますので、歩いていても不安になってしまいます。
棟の役物部分は、ほとんどが割れています。
スレートも全体的に白く変色していますので、防水性は全くありません。
逆に素地がでている部分は、水を吸いやすいため傷むスピードが一気に速くなります。
先に知り合いの業者に頼まれていたそうですが、1回見に来た後、何の音沙汰もなく連絡がないので、不安になり弊社に連絡をくれたそうですが、この屋根を見た時に、部分的にやっても仕方がないと思われたと思いますが、予算的に全体は無理といわれてお困りだったのかもしれません。
ご覧のようにボルトの穴の位置が違ったのか、別なところにも穴が開いています。
ボルト自体の錆も酷い状態ですので、あまりあてにならない気がします。
スレートも表層が剥がれてしまい、かさぶたの様になっています。
それだけ、強度も落ちていますので、年数が経ったスレートは落下事故のリスクが高くなります。
波型スレートは年数が4~50年経っているものが多いので気をつけないといけません。
工場や倉庫をお持ちの方、屋根を診断してみてはいかがですか?
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