名古屋市緑区にお住まいのお客様から、屋根の点検依頼がありました。スレート屋根で23年ほど経っているお宅です。
屋根から黒いものが落ちてくるようになり心配になり連絡をくれたそうです。
早速お伺いし、屋根にのぼってみます。
一度、塗装をされているようですが、塗膜が劣化してしまい剥がれている所が多くあります。
黒いものと言うのは、剥がれた塗膜が落ちていたのだと思います。
特に、太陽光温水器が載っているのですが、配管の継ぎ目から水が漏れていて、設置している下の方が傷みがひどく、剥がれ方も著しいです。
別の面を見てみますと、日当たりが悪くなるせいかカビが生えています。
黄色く見える部分がカビになります。
これは防水切れによる症状の一つで、もう少し症状が進むと苔が生え始めます。
こちらが、苔が生えている部分です。
場所は、谷と呼ばれる2つの屋根の流れが合わさったところになりますので、湿気が溜まりやすい場所です。
ひどくなると、ブロッコリーのような塊になってしまいます。
あとは、スレートのひび割れが目立ちますね。
これも、防水切れと経年劣化によるひび割れです。
もしも、人が載って割れた場合は、完全に割れてしまいますし、もっと細かく割れます。
これは、割った事のある人間がいうので、間違いありません。
これだけ、ひび割れが多いと、部分的な補修は難しく、全体的なお手入れの方が良いと思います。
個人的には、スレートに対し塗装は1回かなと思います。
塗装する時の年数にもよりますが、壁よりも屋根の方が条件が厳しいので、2回目以降は道が悪くなるためです。
塗装する間隔も短くなるので、費用的にも精神的にも負担がかかり面倒になってしまいますので、メンテナンスフリーのカバー工法がお奨めです。
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