名古屋市緑区|台風で瓦が飛んで隣の家に落ちてしまったので…
名古屋市緑区にお住まいのお客様から「台風で瓦が飛んでしまい隣の敷地に落ちてしまった。早く直してほしい」というお問い合わせがありました。
隣の家に迷惑をかけているのであわてて業者を探し、弊社に連絡をくれたそうです。
お伺いする途中で、棟の瓦が一部無いのが分かりました。
屋根のちょうど真ん中くらいの所の瓦が飛んでいました。
奥様に状況をお聞きし、屋根にのぼって確認していきます。
陶器瓦の平板タイプの瓦で、台風などには強い瓦ですが、今回の台風21号は強烈でしたので、棟の部分が飛んでしまったようです。
平板部分の瓦は、瓦どうしが連結しており、さらに釘で固定していますので、ずれたり跳んだりすることはほとんどありませんが、棟の瓦は釘で固定しているだけなのと、風を受けやすい形状の為に、飛んでしまっているお家が多いようです。
残っている棟瓦の部分でも、釘が浮いてしまっている所がありましたので、触ってみると、釘が効いておらず簡単に持ち上がってしまう状態でした。
飛んでしまった瓦の中にある木の状態を確認すると、以前から水が入っているようで、特に釘を打っていた周辺が腐食していました。
これでは、釘の意味がありません。
釘が効いていないために、風を受けた瓦が浮き上がってから飛んでしまい、瓦が落ちた衝撃で平板部分の瓦が割れています。
転がるだけですと、割れはなかったと思いますが、一度、宙に舞ってから落ちていますので複数枚が割れています。
瓦の角の部分もかけていますが、この部分は一番厚みもあり強い所ですが、欠けてしまっています。
今回の台風では、このような状況になっているお宅がかなり多かったです。
この部分は一見問題なさそうに見えますが、よく見ると、微かに筋が見えましたので、再度確認すると、割れていました。
綺麗に割れていましたので、ほとんどズレが無い状態でしたので、分かりずらかったのですが、見落としません。
角度を変えて見ると、筋が分かりやすく見えます。
隣の敷地に瓦が落ちたようですが、幸いケガも物損もなかったようですので、お客様もホッとされていました。
まだ、ご存知ない方もいらっしゃるようですが、台風などの風災害は、火災保険が適用になります。
但し、免責は保険会社により変わりますので、確認してみて下さい。
良くわからないという方は、街の屋根や名古屋南店までご相談下さい。
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