名古屋市緑区|緑区の貸倉庫のオーナー様から、雨漏り調査の依頼
名古屋市緑区の貸倉庫のオーナー様から、雨漏り調査の依頼がありました。
築は45年になるそうですが、お手入れは何度かしていますが、過去にも雨漏りはしたことがあるそうです。
借りている方からのクレームがあり連絡をくれたそうです。
早速現場に向かい、状況を確認致します。
屋根は、工場や倉庫で多く使われている大波スレート材の屋根でした。
6年前に、塗装をされていますが表面の劣化が目立ちます。
よく見ていくと、ひび割れも多いので、スレート自体の寿命に近い状態です。
表面の黒いポツポツは、劣化によりスレートの表面が剥がれてしまっている部分です。
スレートの素地は白く見えますが、水をかなり吸っていますのでカビにより黒く見えます。
ボルトを通している付近にもひびが入っています。
こちらは割れてしまっている所ですが、重なっている下の方のスレートが割れていますので、経年劣化によるものです。
普通は上の方が割れることが多いのですが、下の方が割れることは珍しいですね。
場所によって、傷み方が随分違います。
この辺りは劣化の仕方も激しく苔も生え始めています。
こちらの屋根は、ボルトにキャップを被せておりますので、ボルト部分の錆は少ない方だと思います。
ここは表面の状態は少し良い方ですね。
ただ、雨漏りした部分をお聞きしただいたいの位置を見ながら確認しているのですが、はっきりとした原因が見当たりません。
どこから漏れていてもおかしくない状況ですので、ピンポイントで探すのは困難です。
軒先の方を見ていくと、また、割れている所がありました。
雨漏りしていると聞いたところよりも悪い状態です。
ここは、漏れていないという事ですが、いつ漏れてもおかしくない状況です。
下屋根の部分になりますが、ここのスレートは、波の形状が小さくなっていました。
劣化具合は一緒ですが…
スレートの端の部分も結構欠けてきていますので、水が入りやすくなっています。
結局、ここを直せば漏れが止まるという場所は特定できませんでしたが、屋根全体の状況をお伝えしました。
カバー工法が最適だと思いますが予算的な事もあると思いますので、ご検討下さい。
8時半~17時半まで受付中!
0120-554-957