名古屋市緑区|倉庫兼事務所の雨漏り調査の依頼がありました
名古屋市緑区にある倉庫兼事務所から、雨漏り調査の依頼がありました。
おなじ屋根は折半屋根で前のオーナー様がいつごろ手を入れたか分からないとおっしゃっていました。原因を調べて直したいと思い連絡をくれたそうです。
同じ折半屋根でも、サイズが少し違う折半を使用しているので、お手入れの仕方も微妙に違ってきます。
写真の上の方にある青色の折半は、通称88折半と呼ばれるタイプのものです。
山の高さが88㎜の物をさします。
下の方の折半屋根は、一回り大きなタイプのようですが、今はあまり使われていないのか、カタログにも載っていない中途半端な高さの物です。
ご覧のように錆がかなりひどい状態です。
ボルト部分のパッキンも劣化してしまい、ほとんどが潰れすぎた状態になっていました。
ナットを締めすぎたかは分かりませんが、明らかにつぶし過ぎです。
せっかくパッキンをして水が入りにくいようにしているのですが、劣化すると隙間ができてしまい、水が入ってしまいます。
塗膜も劣化してしまい、刷毛の跡が見えています。
そうすると、錆が出てしまい、屋根の強度が落ちてしまいます。
錆が侵攻すると、トタンが薄くなり、重ねの部分が熱により収縮し、波を打つようになり、そこから水が入り雨漏りしてしまいます。
アイ所の施工時にボルトの位置を間違えたのか、一列に並んでおらず、ナットのついていないボルトが結構あります。
一応コーキングで補修はしていますが、劣化してしまい隙間ができている部分があります。
これでは雨漏りするのもうなづけます。
施工ミスであれば、カバーをして隠してしまうのが一番良い方法だと思います。
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