名古屋市緑区にお住まいのお客様から、お問い合わせがありました。リビングの天井の上からポタポタ音がするらしいです。
丁度、その上がベランダと下屋根があるところのようです。
室内の音がする場所を確認してから、ベランダを確認致します。
ベランダの床の防水シートが避けており口を開けている状態でした。
これでは明らかに水が入ってしまいます。
表面もかなり劣化していますので、また、別なところで亀裂が入ってしまう事があってもおかしくはありません。
ベランダの立ち上がりの部分になります。
ここも亀裂が入り劣化がかなり進んでいます。
ただ、下のリビングで音がする部分と場所がずれているようですので、瓦も見ていきます。
音がする部分の真上はベランダの外の瓦のあたりになります。
こちらが、ベランダの外側にある瓦の部分です。
壁際と軒先の中間位の場所で音がするようですので、その辺りを中心に見ていきます。
いぶし瓦と言う艶のないタイプの瓦を使用されています。
よく神社仏閣などで使われているような瓦です。
よく見ていくと、瓦をコーキングで止めていますね。
これですと、瓦がずれることはありませんし、隙間もない状態でコーキングを打っているので、水は入りにくいと判断致します。
歩いた感触も、雨漏りしているのであれば下地も傷んでいるはずですので、かなりたわむと思いますが、そんな感じはまったくしませんでした。
ただし、瓦との取り合い部分の外壁が、かなり黒ずんでいます。
これは、壁の防水性が切れてしまい、水が浸みこんでしまいカビが生えている状況です。
雨漏りする場合は、雨が入った場所の真下に症状が出るわけではないので、音がするところの周辺を広げて見ながら、場所を探していきます。
残念ながら、「ここ」と言う場所は見当たらないので、正確には水を掛けながらの検査が必要です。
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