名古屋市緑区|雨漏りはしていないのですが、軒の一部が…
名古屋市緑区にお住いのお客様から、まだ雨漏りはしていないのですが、壁の塗装が剥がれてきたので不安になり、連絡をくれたそうです。
陸屋根の周りの部分の壁が完全に剥離してしまっています。
その下にトタン屋根があって、直接は見えませんが、角度によっては、良く見えてしまいます。
こちらの建物は、3連棟建ての真ん中の家になります。
お隣のお宅は、昨年お手入れされているようでした。
境界のところに関を作りこちらに水が来ないように施工していました。
屋上の防水はシート防水で施工されていますが、劣化により継目が裂けてしまい穴が開いています。
これでは、シートの意味が無くなってしまい、躯体に水がまわってしまいます。
コンクリートの構造の場合、水の廻り方が一定ではないので原因が分かりにくいんです。
ご覧のように、屋根から雨が浸み込み外壁面から外に出ようとして塗膜の裏側に溜りやがて塗膜が剥がれてしまいます。
剥がれた部分は、コンクリートがむき出しの状態になるので、今度は、外からの雨も吸い込んでしまいます。
そうなると躯体にも絵右京が出てしまいます。
強度的なものも落ちますので、ひびが入ったり、欠けたりしてしまいます。
屋根は建物を守る大事な役目がありますが、ここまでの状態になってしまうと、役目を果たせていませんので、どんどん劣化してしまいます。
雨漏りするまでは、屋根に関心を持たれる方は少ないかと思いますが、定期的に確認することをお奨め致します。
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