名古屋市南区で陸屋根に小屋組みして、傾斜屋根を作る2
小屋束(垂直に支えている木)、母屋(垂木を支える水平に組まれた木材)垂木(野地板を支える棟木から斜めに組まれている木材)棟木(屋根の頂点に水平にくまれている木材、太目のしっかりした木が使われる)と各部がしっかりと組まれました。台風や地震などで家が歪んだりしないように、斜めに筋交いも何本か入っています。垂木の上には野地板も貼られました。
こちらがわもきれいに組まれています。棟木を支える小屋束もしっかり組まれています。
棟木は構造耐力的には母屋と同じ加重しかかかっていませんが、最も高い位置に収まるため小屋組みの象徴的な意味がこめられ棟木を納める事を上棟と呼び、上棟式と呼ばれる儀式を行うことも多いです。
棟木をささえる小屋束を棟束と呼びます。
木材同士もしっかりと金物で固定されています。
これは山形プレートと呼び、柱と梁を固定してくれています。
こういった細かい金物を正しい位置にいれることで構造耐力が増します。
野地板を垂木に貼りました。
見た目もかなり傾斜屋根っぽくなりました。
あとはこれに防水紙を貼っていき金属の屋根をその上に貼れば完成です。
このあいだのパラペットとの接合部も板金できれいに巻いていきます。
今日はとりあえずここまでの作業になります。
それではまた明日!
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