名古屋市南区 築40年以上 瓦屋根の点検です!
さてさて、3月に入り、暖かくなって来ました(^.^)
屋根に登りやすい時期になりました。この時期の屋根は、風が気持ちよく感じる今日この頃です。
早速依頼があり、瓦屋根の診断に行って来ました。
先日の雨から雨漏りが酷くなってきたとの事で、補修でOKか葺き替えが必要か聞かれましたので、早速登りました。
おお…(^_^;)
割れています。
しかも、ずれて雨樋の先で止まっています。
危ない状態です。
本当に古い瓦になると、よく見かける症状ですが最近では久しぶりに見ました。
いたる所が割れていて、水が廻っているのが明白ですね。
パックリ割れたところもヘラがスッと入ります。
何度も補修で誤魔化してきた屋根ですが、もう無理があるかも知れません。
最近割れたところですね。
築年数が40年前後になるので致し方ありませんが…
袖瓦からも漆喰が剥離してきており、落下に繋がり危険な状態です。
今話している様な内容を写真と共に説明致します。
下地の写真です。
水が廻って、防水シートが完全に劣化しているのが分かりますね。
他の場所も全部似たり寄ったりです。
大体こんな感じで瓦表面・下地・野地裏・軒先・全体を診て総合的に判断します。
屋根裏から見た写真です。
古い住宅は、屋根裏を見れば雨漏りの箇所が分かり易いのが特徴ですね。
水が廻ってきており、木材腐朽菌が発生して白くなっています。
要するに、下地の木(野地板)が腐って来ているのです。
他の箇所も然り。
コケが発生しているところもあります。
結果は、雨漏りに依る野地板の腐食で、下地とも葺き替えが必要になります。
出来れば、皆様方も下地が腐食する前に早めの点検・メンテナンスをおススメします。
メンテナンスの時期が遅れると、ただの葺き替えでも結構なお金が掛かってしまうのは、上記の様な場合です。
屋根はおうちの中で一番過酷な部分です。
ではまた…(*^。^*)
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