愛知県 大府市|バルコニーのFRP防水 表面が剥離している。
愛知県 大府市|バルコニーのFRP防水 表面が剥離している。新築から20年ほど経って今まで一度だけ表面に塗装をしていただいたことがあるだけで何もしていなかったので見てみると剥げているところを発見したのですぐに見てもらおうと電話を致しました。
今回はバルコニーでよく見かけるFRP防水の診断です。FRP防水とはFiberglass Reinforced Plasticsといって繊維強化プラスチックというものです。強度・耐用性・成形性に優れていることから船や浴槽や車にも使用されているのです。FRP防水層は液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を混ぜてガラス繊維シートに流し込んでいくと軽量で強靭で耐熱・耐食・耐候性に優れた防水層の完成です。
しかしそんな軽量で強靭で優れた防水層も太陽の紫外線には弱く長期間浴びていると変形や割れを起こしてしまうのです。なのでトップコートという保護塗料を塗布してあげる必要があるのです。トップコートは通常5年くらいで塗り替えるメンテナンスをしてあげる方がよいとされています。
反対面も確認いたしました。やはり表面は色あせ剥げてきているところもあります。
近くで見てみましょう。表面のトップコートが剥がれてしまってFRP防水増の素地がむき出しになっています。このままでは防水層が傷む一方なので少なくともトップコートの塗り替えはしてあげる方がよいと思います。
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