岐阜市にてスレート屋根の補修依頼があり点検に行ってきました
岐阜市で屋根補修の見積もり依頼があり点検に行ってきました。
屋根には太陽光発電システムが設置されており、
聞けば10年以上前に設置されたもので、固定価格買取制度の期間は過ぎてしまっているようです。
屋根の形状は寄棟になり、太陽光パネルがところ狭しと設置されています。
雪止めも設置されています。
こちらのお宅はほとんど雪が降らないとおっしゃっておられましたが、確かに積雪は少ないようです。
屋根の西面になりますが、太陽光パネルの下に苔や藻がついております。
それだけスレートに雨水が染みている証拠です。
特に太陽光パネルのすぐ下の部分はヌルヌルしており足を掛ける事さえ危険な状態になっています。
あと、太陽光パネルの専門用語で「離隔」と言って屋根の下り棟やケラバなどの角にあたる部分よりから最低20cmはパネルを離さないといけません。
そうしないと風圧の影響を受け強度がなくなってしまう為です。
上記東側の様に下り棟の板金ギリギリまで太陽光の角が重なっていると直接強風でパネルに大ダメージを与えてしまいます。
上記の例では、恐らく設置した業者がたくさんパネルを設置させる為に無理して設計したものとおもわれます。
屋根に上がって近くで見てみるとなる程、かなりスレートが劣化しているのが分かります。
クラック、変色、剥離、カビ、苔など多数の傷んでいるサインが出ている事が分かりますね。
太陽光パネルの接続コードを保護するジャバラ管もボロボロになっています。
太陽光発電システムを設置して10年以上経っていますので劣化スピードはかなりのものと言えますね。
それだけ周りの環境が厳しく風雨に晒されていると言えます。
画像が多少見にくくなっていますが、棟板金も浮いていますね。
他の箇所のジャバラ管も著しく傷んでいます。
外壁はつい最近サイディングを張ったそうで、素晴らしい外観になっています。
外壁が綺麗になった分
それで屋根の傷みが目立つようになり、
ご主人様が気になり弊社にカバー工事見積もりのご依頼があったのです。
周囲を見ると建物がなく、かなり風があたる様なのでサイディング工事をして大正解ですね。
今まで普通の塗装だと10年ぐらいでダメになっていた模様です。
今回6社ほどの相見積の中、
太陽光パネルの脱着があるので穴が開いた下地をコンパネ等で補強して工事する事で他社より一番高くなってしまいましたが、ちゃんとした施工のやり方を気に入って選んで頂き弊社でカバー工事をして頂く事になりました。
今回も当ブログをご覧頂きましてありがとうございました。
菖蒲田(ショウブダ)
ではまた。 ^^) _旦~~
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