名古屋市緑区|台風で飛んでいった雨樋の大邸宅の屋根診断です。
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②競馬場の近くの大邸宅。
雨樋がはずれたお家の屋根診断に入ります。
アスファルトシングルの診断は久しぶりです。
大きな家の屋根に風がきつく吹き込んでいる日でした。
鉄筋コンクリートの家なので、陸屋根が多いのですがそこそこ勾配があるアスファルトシングルも珍しいです。
ここまでおおきなお家でアスファルトシングルの屋根材って言うのは初めて見たかも知れません。
もしかして先住人の方が元々陸屋根だったのを嵩上げして葺き替えたのかな…?
とも思いましたが、年数を鑑みるに最初からこの仕様にしていた様です。
シングルの表面の劣化が著しく白っぽくなって剥げてきています。
そして、この形は入り母屋風の造りになっていて、
大きさ・アスファルトシングル・形と言い、本当に珍しいと思います。
軒先は白く劣化しているので、アスファルトシングルの寿命になってきています。
アスファルトシングルは、棟瓦がないケースが多いです。
このお家も例に漏れず、棟がなく角度が変わる部分は滑らかなカーブを描いています。
ケラバの水切りには苔が密集していて、水はけが悪くなっているのが分かります。
ケラバの頭頂部は完全に変形していて収めがはずれている様に見えますね。
途中で板金が離れていて、水が回る様になっています。
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