名古屋市緑区|太陽光パネルがギリギリに載ってますが、診れますか?
本日は名古屋市緑区の閑静な住宅街にお住まいで築16年のソーラーパネルが載っているお家にお伺いしてきました。
お客様いわく、「ソーラーがきちきちに載ってるから登りづらいと思うんですが…」との事。
最初、ソーラーが離隔基準の端から400mmぐらい離していたらパネル枚数があまり載らないので、当時の担当者に無理言って離隔を無視してぎりぎり載せたとの事。
おお…
登ってみたら、本当にギリギリですね(笑)
足の踏み場がないです。^^;
横から見た図。先に進めません……(・・;)
ちなみに【離隔(りかく)】っていうのは、屋根にギリギリソーラーパネルを載せると風圧を受けやすくなり、支えているパネルの下地が風圧による振動などで金属疲労が早くなり劣化しやすくなってしまうのです。
他にも雪止めが効かないので大雪の時にドサッと落ちてきたり大雨で雨どいに流れずに直接ジャバジャバ雨が落ちてきたり物理的に屋根に登れにくくなったりとあまりメリットはありません。
上記の理由から通常は棟や軒先、下り棟などから数十センチ(会社により規定は違う)離さないとダメって事ですね。
これは、ソーラー屋さんの常識です。
まあ、でもここまでギリギリだとある意味奇跡かもですね。
屋根をはみ出たらソーラーパネルは大打撃です。
たまに街中で見かけますよね、はみ出しているお家。
ひどい業者に当たっていたら、上の図のさらに右に上下段もう一枚ずつ載せる会社もあったのです。
(昔はですよ。今は流石にそんな業者はないと思いますが。)
さて、診断は完了です。
ほとんどパネルでしたね(笑)
無事、屋根もパネルも問題ありませんでした。
ちなみに北側は1枚も載っておりませんので、ここから登りました。
冬場は凍っているから診断は難しいとプチ情報をお伝えしてお客様に喜んで頂きました。
では。(^^ゞ
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