名古屋市昭和区 スレート瓦屋根の診断依頼を受けたら何と…!?
本日は梅雨前になると必ず診断依頼がある名古屋市昭和区のお客様です。
購入したのが22年前で、当時、軽くて経済的と言われこのスレート瓦にしたそうです。
今日、もうひとつのブログでも書いていますが、阪神大震災以降は瓦を使用される方が激減してその代わりに台頭してきたのがスレート瓦です。
カラーベスト・化粧スレートとかメーカーや施工会社によって呼ばれ方の種類が多いのもこのスレートの特徴です。
※ちなみにウチの会社はカラベ(カラーベストの略)と言う人が多いです。
登った時にびっくりしました!
滑るんです!
つるっと滑ると言うか、ズルズルと体が重力に逆らえない状態です(~_~;)
上まで行くのが一苦労です(笑)
いや、笑えませんが(^_^;)
つま先と指に目一杯力を込めて登ります。力を抜いたらズルズル滑るんです。まさしく命懸けの点検です(笑)
下から覗いた光景です。勾配がキツイです。
(10Mの長さに対して6Mの高さの角度)
6寸超えのスレート瓦屋根に登るのは久しぶりなので、やはり怖いですね。コケとかあったら否応無しに滑るので足元を確かめながら慎重に動かなければなりません。
他の面を見てもコケだらけです。
急勾配でコケだらけは本当にきついです。
梯子のあたりから黒い陰が上までうねる様に見えるのは降りる時に滑っていった足跡です。
反対の面は、更に苔が大量に出て非常に全て滑りやすくなっているようです。(^_^;)
表面も剥離していて経年による劣化がかなり進んでいると思われます。
しかし築25年と年代的にアスベストが15%ほど含有しているので、割れているところは1枚もありませんでした。
非アスベストですと10年もすればどこかしら割れたり反ったり、またはもっと剥離していても不思議でありません。
耐久性はアスベストが含まれている方が良いのです。
今回の診断でやはり早めのメンテナンスをしていただくことをおすすめ致しました。
①高圧洗浄をかけ綺麗にした後に補修するべき箇所はやって塗装
②既存の屋根の上から金属の屋根材を張っていくカバー工法
③既存のスレートを全撤去した後に葺き替えです。(撤去および処分があるので金額が高くなる)
どれも一長一短がありますので悩ましいところです。
①金額で決めるなら塗装
②耐用年数で決めるならカバー工法
③費用がかかっても新品が良いなら葺き替え
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