名古屋市天白区|瓦屋根にラバーロック工法をやっているお家
本日は会社のすぐ近所で、私も休日は良く出かけている名古屋市の天白区に瓦屋根の診断依頼があり行って参りました。
築29年のオレンジの陶器瓦で昔は良く見かけた屋根ですね。
今はあまり見かけなくなりましたが。
会社からは5分ほどのお客様です。
登ってみると、瓦屋根は瓦屋根ですがラバーロック工事を以前にやられている形跡がありました。
※ラバーロック工事とは、瓦と瓦の間にコーキングをして地震などで瓦がずれないようにやる工事の事です。
阪神大震災の時に、瓦屋根が直下型地震の振動で瓦がバサーっとあちこちで落ちた事がありまして、それを防ぐ為の工事と一般的には言われています。
その時私は大阪の震度が一番揺れたところで朝方まで仕事をしておりましたので、鮮明に覚えています。
神戸に住んでいた親戚の家も、老朽化に付け加えて瓦の重みとホゾ抜けに依る倒壊で、全滅でした。
瓦屋根は、新築に使われる事がその辺りから減ってきました。
上記のラバーロックとは、それをずれない様にする工法です。
瓦がずれないメリットの代わりに
デメリット
①瓦がバラバラにならないので瓦そのものの加重が直下型問わず一斉に圧し掛かるので建物に負担がかかり易い。
②瓦の葺き替えをいざやる時に、コーキングを全部切る作業が凄く手間になるので費用が高くなる。
③悪質な訪問販売の業者が手掛けている事が多く、法外な値段で施工してしまうお客様が多い。
こちらのお宅は、漆喰の工事込みで80万円かかったとの事です。
大屋根だけラバーロックやっていて下屋根はやっていません…(^_^;)
こんな感じで漆喰・ラバーロック工事を奨められて不安な方・再点検・再診断・調査などは、
街の屋根やさん名古屋南店まで一度ご相談下さいませ!
8時半~17時半まで受付中!
0120-554-957