名古屋市 緑区|瓦屋根の点検依頼をお受けいたしました。
名古屋市 緑区|瓦屋根の点検依頼をお受けいたしました。築年数14年と普通であれば瓦屋根の修繕は必要のない新しいお家になりますが、「気になるので一度見ていただけないでしょうか」ということで今回の点検となりました。
まずは屋根のてっぺんまで登ってみました。こちらの屋根瓦は粘土瓦で三州の(平板瓦)が使われていました。粘土瓦には石州瓦(島根県 石見)三州瓦(愛知県 西三河)あわじ瓦(兵庫県 淡路島)日本3大瓦と言われています。その中でも三州瓦は全国のシェア75パーセントを占めるほどで多くのハウスメーカーで使われているものになります。粘土瓦は粘土を瓦の形に型どり1000度以上の高温で焼き上げて作られています。粘土瓦にも釉薬を塗って焼いたものと粘土そのままの状態で焼いたものとあります。他にも瓦にはスレート瓦(重さ約半分)、金属瓦(重さ約10分の1)などもありますが粘土瓦の特性として耐久性能が良いメンテナンスが不要などがあります。デメリットとしては重いので耐震性が弱いと言われています。しかし最近では地震に強い工法で施工されることもあって昔ほど懸念されることはなくなりました。
棟瓦を固定しているステンレスビスが飛び出してきていました。これではビスの隙間から雨が降るたびに水が浸入してしまうのでインパクトドライバーを使ってパッキンが効いてる状態にまでしっかりと打ち込みました。今回はこのビス以外の不具合は見当たりませんでしたのでよかったです。
8時半~17時半まで受付中!
0120-554-957