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名古屋市 緑区|先日、突風ですごい音がしたので屋根を覗いてみると浮いているところがあるので見てもらいたいとのご依頼です。
名古屋市 緑区 築年数9年の戸建てにお住まいのお客様から「先日、突風が来てすごい音がしたのでバルコニーから屋根を覗いてみると一番てっぺん部分が浮いているのが見えた」ということで雨漏りしては困ると思い見て欲しいとのご依頼です。
さっそく登って確認しました。。。屋根の仕様はカラーベスト瓦屋根で種別はスレート瓦屋根の化粧スレートと言われるものでした。素材はセメントと繊維質を混ぜたものを5mmの厚みに加工した屋根材です。
一般的な陶器平板瓦に比べて2分の1の重量しかないので、建物の重心を低くすることが可能になります。重心が低くなることによって地震が来たときの揺れが少なくなり耐震性能のアップにつながります。スレート瓦屋根には他にも代表的な物として天然スレート瓦があります。天然スレート瓦は自然の鉱石(粘板岩)を5mmの厚みに加工した物になりますので、重くて割れやすいデメリットがありますが天然の鉱石の持つ色や高級感は化粧スレート瓦では出せない良さがあります。価格も施工代金も非常に高いです。
それでは点検の続きを行いたいと思います。浮いている部分は屋根の一番上に被さってる棟板金と言われるところが浮いてました。木が見えますが棟木という部分です。突風で釘が抜けて板金がめくれてしまったみたいです。
遠目でも浮いてきているのがわかりますね。。。この面は表面が剥げてきて苔が出てきてました。そろそろメンテナンスの時期に来ているのかもです。
屋根の端にあるケラバと言われるところです。こちらも強風による影響で浮いてきていました。
今回の点検で板金部の浮きの原因が突風であったので経年劣化による棟木の腐朽もありませんでしたので釘の打ち直しで何とかなると思います。屋根の表面の剥がれや苔が出ている部分では状態を見てみると塗装によるメンテナンスが必要であると判断いたします。
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